ニッチな産業へ乗り出した女性社長の意見

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隣の芝生は何色だ? 特別編 廃プラスチック業社長インタビュー後編

本連載『隣の芝生は何色だ』は自動車業界以外の方の意見などを紹介する特色を持っている。前回、山梨県にある多角的なリサイクルを行う㈱MIYABI の小林広美代表取締役にインタビューを行った。
ゼロから創業し自ら現場に出て手腕を振るう姿や廃プラスチック業について紹介した。今回はその後編である。

三好 リサイクルにもモラルが必要ですよね。ところで、廃プラスチックはどのような所に販売しているのですか?

小林 千葉県の業者様に引き取って頂いております。実際、廃プラスチックは国内よりも海外に向けて販売することが多いので、今後の事業展開としては港がある場所へ移転し、自ら海外とのパイプを築くことも視野に入れています。

三好 なるほど、自らが海外に対して販売ルートが築ければ、なお良いですからね。話は変わりますが、小林さんは普段から営業で自動車に乗られていると思いますが、整備や、いざ購入するとなったらディーラーと整備工場どちらにお願いされますか?

小林 私の兄がディーラーの関係者でもあるので、ディーラーという選択になってしまいます。私自身はお客さまとして整備工場を見ていますが、女性一人では街の整備工場さんに入るのは少しハードルが高く感じます。

三好 何故ですか?

小林 買った場所に持っていくのが普通だと思いますし、これは勝手に思っているだけですが、自動車整備自体をよく分かっていないので、金額がディーラーさんであっても不明瞭だから、行ったことの無い整備工場さんは、なおさら入りにくいからです。

三好 確かに金額に関しては看板で謳っている場所もありますが、中々分かりにくいですよね。

小林 看板に値段が書いてある赤いお店(コバック)なんかでしたら大体幾らだと目算が付きますが、それでも不安はあります。ディーラーさんや普段使っている所との違いは馴染みになれるかどうか、良心的な価格と言われても蓋を開けてみたら違ったなどという話を、友人からも聞きます。

三好 安心して任せられるというのは女性目線で考えると、どういった点になるのですか?

小林 金額面は当然としてもお店の雰囲気、入り易さは大切だと思います。住宅街の近くにある工場さんは地元のお客さまから選ばれると思います。ですが、汚いとか、何処が入口か分からない、受付も有るのか分からないなど、初見の方は分からないことだらけですし、看板に自分の乗っている車のメーカーが無ければ見てくれないと思ってしまいます。

三好 確かにスズキの看板があるお店にはトヨタは持って行くのは勇気がいりますからね。例えば新しい車を買うとなった場合はやはりディーラーになりますか?

小林 そうですね。ディーラーは安心して買えると思っています。ですが、もしかしたら賢い買い方があったかもしれないと思うこともあります。知らないだけで損をしている人も多分いると思います。それはプラスチックリサイクルにしても同じことが言えます。お金を払って処分する人もいればお金をもらえる人もいるわけですから。

三好 なるほど、良い商品やサービスであっても、知って頂く努力が必要ということですね。

小林 はい、良いサービスや商品、賢い買い方であれば女性は率先して選ぶと思いますし、そういったお店は友人などにも紹介し易いですからね。

三好 本日はありがとうございました。

経営者、主婦そして、普段から移動手段として自動車を扱うユーザーとして小林社長は様々な自動車整備工場に対する意見を出した。情報や自社の行っているサービスを発信していくことは自動車業界のみならず自らの業態であっても知ってもらうことの大切さを説いた。

株式会社MIYABI
代表取締役小林広美

所  在 山梨県中央市西花輪4303-2
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