- 2025年11月18日
第174回 南アフリカの中古車貿易量の把握における課題
山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 日本の中古車が国境を越えて移動している。それは潜在的な廃棄物、再生資源の輸出であり、サーキュラーエコノミーの議論を進めるためにはその行方を把握することが重要である。基本的には、貿易統計を用いて日本の […]
山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 日本の中古車が国境を越えて移動している。それは潜在的な廃棄物、再生資源の輸出であり、サーキュラーエコノミーの議論を進めるためにはその行方を把握することが重要である。基本的には、貿易統計を用いて日本の […]
熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 1.はじめに 前号(自動車リサイクルの潮流第173回)に引き続き、旧協議会15周年史を読み進めていこう。前回は1992年代の協議会設立運動が挫折したところまでを振り返った。 […]
熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 1.はじめに 一般社団法人日本自動車リサイクル部品協議会(以下、リ協)の前身である一般社団法人日本自動車リサイクル部品販売団体協議会(以下、協議会)の15年史が、2010年1 […]
山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 周知のとおり、日本の貿易統計で中古車の数量を集計できるようになったのは2001年4月である。それから四半世紀近くが過ぎており、その分の中古車輸出のデータが蓄積している。阿部(2023)においては、こ […]
熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 1.ドイツのELV市場の現状と課題 2025年6月25日、台風2号が温帯低気圧に変わって、関東地方は遅めの梅雨入りを感じさせる湿度の高い中で、秋葉原駅のそばに建つ「秋葉原UD […]
山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 周知のとおり、中古車貿易量は、貿易統計上の品目コード(統計品目番号)のうち、中古車として設定されたものに紐づいた数量を拾い出すことで算出する。先進国では中古車の統計品目番号が設定されていることが多い […]
熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 1.はじめに 2025年4月25日、大学の仕事の隙間時間に北九州エコタウンを訪問する機会があった。定点観測しているつもりであったが、北九州エコタウンに立地する自動車解体業者へ […]
山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 阿部(2025)で言及されたように、日本の2024年の中古車輸出台数は過去最多を更新している。抹消登録台数が低迷し、ロシア向けの輸出規制などの制約がある中で、アラブ首長国連邦やモンゴル向けなどで市場 […]
熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)・環境安全センター長 外川 健一 1. はじめに 時代の転換点か トランプ政権が誕生してから、米国ではイーロン・マスク氏が「コストカッター」ぶりを発揮し、公務員の削減を、ある意味暴力的に始めている。 ウクライ […]
山口大学国際総合科学部 教授 阿部新 1.はじめに 近年の感染症の急拡大は、新車販売や中古車販売(輸出を含む)のみならず、使用済自動車市場にも混乱をもたらしたと考えられる。感染症が落ち着いた中で、それがどこまで回復したかである。また、近年は感染症のみ […]