隣の芝生は何色だ？　最終回

今までありがとうございました！

突然ですが、本連載は今月で終了となります。思い起こせば3年半にも及ぶ連載の中で、色々な事柄、職業のこと、対談や私の考えなどをお伝えしてきたと思います。

実感が湧くのはいつも時間が経ってから…

私自身、この連載が終わるということもまだ実感が湧いておらず、来月分の原稿は何にしようか、対談は何を話そうか、誰とやろうかなど考えてしまいます。誰しも日々の忙しさに隠れて、当たり前にあるものがなくなるという、その実感が湧かないことはあると思います。この日々当たり前にあるものですら無くなる可能性があるということを考えると、日々の出会いに感謝しなければいけないと思ってしまう
のです。

座右の銘とは、いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする言葉

私は人と会うことの多い仕事をしています。とりわけ経営者層の方が多いのですが、東京のとある自動車整備鈑金工場の社長様にはいつもお世話になっており、実は、担当編集さんはその鈑金工場の社長様と面識があり、古くから取引もあって、本誌の読者でもあるというのです。本当に人の出会いというのは数奇なもので楽し
いと感じます。
人の出会いは何処で繋がるか分かりません。ですので、私はこの出会いというものを常に感謝し、大切にしています。先ほどの日々当たり前のことを当たり前ではなく、特別であると感謝していこうと考えています。座右の銘である『一期一会』を胸にまた何処かで皆様にお会いできればと思います。本当にありがとうございました。