ベースシステムユーザーレポート72 共栄重車輌株式会社

地元企業に信頼されて50年大型トレーラー専門整備工場
今回おじゃましたのは、北海道苫小牧に位置する大型トレーラー専門の整備工場である共栄重車輌株式会社。苫小牧の港湾が開港するころ、これからは苫小牧が北海道の物流窓口となるだろうと先代が苫小牧地区に整備工場を開設した。それ以来大型車トレーラーの専門整備工場として地元の物流企業に多くの顧客を持つ。

最近のトレーラーはただの荷台ではなく、ウィング車が普及したり、足回りではエアサスの搭載車が増加。また、空車時などにリアタイヤをリフトして走行できるリフト・アクスル機構を搭載したトレーラーが増えるなど新しい技術も多く投入されている。こうした最新のトレーラーにも対応できる技術力も備えている。

安心安全を第一に
トレーラーは1年に1回の車検を必要としており、荷重がかかり長距離走行するため足回り整備が欠かせない。一つの整備不良が大事故に繋がってしまう。
「ボルトの締め付けは特に注意を行っておりトルク管理をしっかり行います。タイヤの脱輪事故のニュースが絶えませんが、弊社では安心安全を基本として、社員にも徹底させています。」と乾専務。

法人顧客の車両管理を徹底
法人のお客さまが中心であり1社あたりの管理車両数も多数に上る。多いところでは500台以上になるという。そのため、お客さまの車両を適切に管理し、計画的に入庫の提案をすることも重要である。
そこで活躍しているのがベースシステムの「MOTORJIM Cosmo」である。
同社では今年3月にパソコンをwindows7から10へ入れ替えたのと同時に「MOTORJIM Cosmo」へと切り替えた。「画面がワイドになって見やすくなり、サイドに配置されているカレンダー機能で入庫の予定や社員の休暇予定などを把握できるので役に立っています」と乾専務。
また、「MOTORJIM Cosmo」は、文字列検索が出来るため、過去の整備履歴や工賃など瞬時に検索できる。大型トレーラーでは特殊な修理もあるために、過去の履歴から工賃などを参考にすることが多くあり、部品名や修理箇所で検索できる点が大いに役立っているという。
しかし、同社を支えるのはシステムの性能だけでなく、「ベースシステムさんが創業する以前から付き合いがあり、長年システムを使わせていただいております。システムに登録している車両数も今では相当な数になっていますよ」と乾専務。この情報の蓄積が同社の強みにもなっているという。

システムと車両データが一体となって、共栄重車輌の基幹部分を担っているのだ。

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