保険の負けグセ勝ちグセに

保険の負けグセを勝ちグセに

こんな風景見たことありませんCar?

突然のお電話、お客さまの娘さんが事故を起こした。
「怪我は大丈夫なんだけどさ、保険が下りないんだよね・・・・・・」
保険は代理店にて加入、更新は自動、見直しはせず。年齢制限特約のため、保険が利かず、結果として保障はなく出費が大きくかさむことに。だけど、僕にはどうすることもできない。

ちゃんと保険を提案していたら・・・・・・悔やむ気持ちで昨年の商談を思い出す。車を決めていただいた後、一応、保険の話も振ってはみた。
「保険はいいよ、前からお願いしている所があるからさ」

そこで言葉が途切れてしまった。他で入っているなら仕方がない。無理なお勧めで嫌がられ、商談が破談になったら元も子もない。しかし後悔先に立たず、万が一の事故は起きてしまった。

しっかりと保険の見直し提案を!もちろん分かっている。商談時の提案も、普段の他社満期情報の収集も。プロとして、保険も含めたカーライフをサポートするのが大事。

だけど、結局できず仕舞い。お客さまにとって大事なことだとは分かっていても、「お客さまが嫌そうな顔をしているし・・・・・・」、「商談時間も長かったし、お客さまもお疲れの様子だから・・・・・・」、「ここで保険の話までがっついて、がめつい奴だと思われて、車が売れなくなった困るから・・・・・・」

だから、なかなか積極的になりきれない。お客さまが「何、何?」と聞いてくれればいいのだけれど・・・・・・。店長が言う、「保険は意識商品!」と。意識で売れるなら、世話ないよ。

保険提案は難しい。難しくて当然、難しいお客さまにばかり提案しているのだから。新規の契約が欲しいから、他者契約のお客さまにばかり真剣に提案。なかなか契約など、いただけない。苦手意識が止まらない。知識がない、自信がない、実績も上がらない。

しっかり勝ちグセを付けていこう。成功体験の積み重ね。他社切り替えのご提案。そもそもお客さまは聞く気がない。面倒くさいから証券コピーすら断ってしまう。こんな敗戦体験の積み重ね、自信につながるわけがない。
だから、しっかり勝ちグセを付けていこう。話を聴いてくれるお客さまを相手に。お客さまのための保険の見直し提案を、しっかり聴いてくれるお客さまに届けよう。
まずは自分から車も買って、保険も契約してくれるお客さま、自分の話を聴いてくれるお客さまに、継続のタイミングで提案してみよう。

多少話が拙くても、しっかり話を聴いてくれる。これが何より自信につながる。質問にはしっかり調べて答える時間がある、これが知識につながっていく。真摯に提案していけば、必ず自信が付いてくる。付いた自信を武器にして、いざ他社保険のお客さまへ。苦手意識を取り払おう、勝ちグセを付けていこう!

株式会社 リブ・コンサルティング: ▶ 03-5220-2688
「100 年後の世界を良くする会社を増やす」ことを企業理念とし、現場主義・成果創出にこだわりを持った
総合経営コンサルティング会社。カーディーラーや中古車販売店、整備業などへの支援に強みを持つ。

written by 長嶺洋人
自動車事業本部 コンサルタント

AD
 data-src=有償運送許可研修を毎月開催" width="650" height="178" >

有償運送許可研修を毎月開催

せいび広報社では毎月、事故車故障車等の排除業務に係る有償運送許可の研修会を実施しています。会員限定ではなく、全国どの地域からも、法人・個人事業主でもどなたでもご参加いただけます。研修の受講者は、会社の代表者・経営者に限らず、従業員の方でしたらどなたでも、会社を代表して受講していただくことが可能です。

CTR IMG