自動車保険満足度代理店

自動車保険新規加入満足度1位は

自動車業界向けのCS調査などマーケティングとコンサルティング会社である(株)J.D. パワー アジア・パシフィックは、2016年日本自動車保険新規加入満足度調査の結果を発表した。

この満足度調査は、直近の自動車保険(任意保険)への新規契約顧客と切り替えて新たに加入をした切り替え顧客を対象に自動車保険に加入する際の顧客満足度を調べたものである。

自動車保険総合満足度ランキング 1000ポイント満点

代理店系保険会社

1位富士火災582点
2位AIU578点
3位東京海上日動574点
4位損保ジャパン日本興亜569点
5位日新火災568点
6位三井住友海上565点
7位あいおいニッセイ同和損保557点

富士火災海上保険が総合満足度第1位となった。同社は総合満足度に与える影響度が最も大きい「価格」に加え、「契約チャネル」でトップ評価を得ている。第2位はAIU損害保険であり、全ファクターで代理店系保険会社平均を上回る。第3位は東京海上日動火災保険。昨年から満足度は向上しており「契約内容/契約手続き」においてトップ評価となっている。

ダイレクト系保険会社

1位イーデザイン損保660点
2位セゾン自動車火災645点
3位SBI損保633点
3位ソニー損保633点
5位アクサダイレクト632点
6位三井ダイレクト626点
7位アメリカンホーム615点
8位チューリッヒ613点
9位そんぽ24593点

イーデザイン損害保険が総合満足度第1位となった。同社は昨年から満足度が向上し、全ファクターでトップとなっている。第2位はセゾン自動車火災保険であり、全ファクターでダイレクト系保険会社平均を上回る。第3位はSBI損害保険であり、「価格」でダイレクト系保険会社平均を上回る評価となっている。

代理店系は「勧め、付き合い」 ダイレクト系は「価格」

代理店系とダイレクト系の加入時の選定理由は明白な違いがあり、代理店系は代理店や家族・知人の勧めなどによって加入を決め、ダイレクト系は価格を重視し加入を決めている。加入の際に保険会社の切り替えを検討するかの問いには、代理店系では7割が「あまり検討しない」に対し、ダイレクト系では「更新ごとに保険会社の切り替えを検討する」が6割を超える結果になった。

顧客満足度をあげるためには 補償内容の十分な説明を

代理店系、ダイレクト系に関わらず、保険の補償内容について「十分な理解」を得て、顧客にとって納得度の高い契約とすることが、顧客満足度を高め、顧客との長期の関係をスタートさせるための重要なポイントとなる。しかしながら、現状では保険の補償内容について「十分理解している」割合は代理店系では18%、ダイレクト系は22%と2割前後に留まっている。また、その割合が最も多かった会社と少なかった会社の差分をとると、代理店系では8ポイント、ダイレクト系では25ポイントと保険会社による差がみられた。

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