柳田委員長

オートサービスショー2025開催まであと1ヶ月! 【新規出展25社増】と、前回を上回る規模に

2025年6月に開催されるオートサービスショーに向け、一般社団法人日本自動車機械工具協会の柳田昌宏委員長が記者会見を行い、今年の開催概要や新たな取り組みについて説明した。

まず注目すべきは出展者数の増加だ。新規出展は25社に上り、ポリッシャーやケミカル、IT系システム、タイヤ機器関連企業などが名を連ねる。最終的な出展規模は104社8団体、合計1107小間となり、前回の94社・7団体から950小間(屋内939小間、屋外11小間)を上回っている。100社という大台を更新した理由として、過去の出展企業への再アプローチや新規出店者へ向けた働きかけの成果としている。

来場者数も堅調で、開催1ヶ月前の時点で事前登録は4000人超。JETROホームページの国際展示会リストに初掲載されたこともあり、24カ国以上から120人超の海外登録がある。また、来場事前登録システムも刷新され、会場案内図やセミナーを含む各種イベントの情報がより見やすく表示されるようになった。また、次回以降も使用可能なマイページ機能が導入されるなど、利便性も向上した。

集客強化策として、FacebookとInstagramでのSNS広告(14万5000回閲覧)や、事前登録者向けのメルマガ配信、自動車大学校や工業高校への直接訪問など、デジタルとアナログの両面からアプローチ。約30校・3000人の学生来場が見込まれている。

加えて、業界PRを目的とした「キャリアサポートコーナー」や、トルクレンチを使用した「体験型学習コーナー」も新設。業界の魅力を若年層に伝える狙いが込められている。

柳田委員長は「整備業界が抱える課題—人材確保、省力化、環境対応—に対し、来場者とともに考える場にしたい」と語った。リアル展示会の価値が再認識されるなか、オートサービスショー2025は未来の整備業界を映す鏡となりそうだ。

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