上司の方針を部下に上手く伝えるための 5つのポイント
- 相手によって方法を変える
- 簡潔・明瞭に
- 誠意と信念をもって
- 明るく
- 根気よく
人を見て法を説け
「一体いくら言ったら分かるんだ」時には怒鳴りつけたくなることも一度や二度はあることでしょう。自分の言ったことがわかってもらえないもどかしさである。
しかし、上司の指示命令が、こちらの思うようになかなか伝わらないのが、むしろ普通なのだと考え方を変えると、上手に部下を扱うことができるようになる。
部下にはすぐに上司の方針を読み取ることができる者もいるが大方は、なかなか理解できない。要は自分の期待で相手を考えるのではなく、部下のメカニック個人個人の理解度を考慮し、それにあわせて指導する姿勢がなければならない。
分かるまで教える
特に自分の方針を理解してくれないメカニックには、分かるまで繰り返し教えるしかない。反復連打である。こちらが腹を立て短期になってはかえって相手が萎縮し、分かるものも分からなくなる。時にはかえって反発し、分かろうとしないという逆作用さえ起こることさえある。
結果をチェックし、起動を修正する
そしてあるところまでいったら今度は、突き放してみることだ。
基本方針を示したら、その通りに出来るかどうか、時々チェックすることが大切である。本人もその旨をまえもって言い渡しておくとよい。
結果はきちんとチェックされる。この意識が現場のメカニックの緊張感を高め、必要な方針も徹底されるようになってくる。そしてその時、問題があれば、しかるべき軌道修正を厳しく行っておくことを忘れてはならない。