感動夢工場第32回研究会

感動夢工場

お客さまの要望にマッチした様々なメニューを用意し、納得いただけるメンテナンスを通じてお客さまに感動を与える整備工場を目指す感動夢工場(髙間専逸会長)は、去る10月22日・23日に、第32回研究会を兵庫県にて開催した。

研究会初日は、ダイハツ明石西の代表取締役である織田久史氏による講演「社員とともに成功する5つの柱」が行われ、2日目はダイハツ明石西の大久保店を見学した。

髙間専逸会長 挨拶

2020年にはトヨタをはじめとして各社が自動で走る車を出してくるという話があります。最新の技術研修をはじめ、情報提供を受けないと、やはり流れの速い時代ですので、取り残されていくと思います。

特に最近は、ぶつからない車が出てきていますが、アイサイトとガラスを交換すると、交換料が3万円から4万円だと言われています。それが本当に必要なのかどうかは疑問だという話もありますけれども、先般、テクノウェーブの村上先生と会う機会がございまして、アイサイト搭載車ではなく別の車両ではありましたが、赤外線レーダーをどういう風に調整すれば元通りになるかという研究に立ち会いました。

こういったことをしっかりと勉強することが、先ほどの3万円~ 4万円が自分たちの利益になるということです。こうした提供できる情報はしっかりと皆さま方に提供しながら、共に歩んでいきたいと思っております。

講演

「社員とともに成功する5つの柱」
株式会社ダイハツ明石西 代表取締役 織田久史 氏

農作物を作るのに一番大事な要因って何だと思いますか?土なのです。では、会社にとって土とは何ですか?風土ですね。この風土改革のために5つの柱というのが有効なのです。

入社した時の環境って大事じゃないですか。だって、誰も「さぼってやろう」と思っては入ってきませんよね。頑張ろうと思って入ってきますよね。

しかし、実際には管理もしていないから、周りを見ても誰も頑張っていない、だから自分も頑張るのはアホらしいとなって、だんだんやる気がなくなっても仕方ありません。

だから環境って、入社した時こそ大事なのです。そのように私は感じて、5つの柱というのを考えました。

①毎朝の環境整備活動をすると、わがままな従業員をなくすことができます。ウチでは30分、掃除をしていますけれども、30分って嫌じゃないですか。ストレスをかけられたり、理不尽な思いをすると、人ってわがままから謙虚になるのです。

昔は、怒られて殴られたら、怒られた自分が悪いという感じがなかったですか?じゃあ、今度は怒られないようにしようと謙虚になるのです。

だから嫌な思いをしている人たちって謙虚なんです。

②従業員教育活動というのは、具体的に何をやるというのをウチでは決めてやっているのですが、これでレベルの低い従業員のレベルが上がります。

ちなみに先月の新車・中古車の成約率は一番悪い子で46%でした。どうですか?いい(数字)ですよね?なぜかというと、教育をしているからです。日本一のレクサス星が丘店の元マネージャーに教えてもらっているので、そりゃあ売れますよ。

③経営計画書通りに実践するとは、従業員の不満をなくしたいのです。社長って、訳の分からんことを、その時の気分で言いますけれども、ウチはこの経営計画書を元にやっています。「社長、ここ(経営計画書)にこう書いてありますけど?」と社員に言われたら、そちらが正しいのです。という経営をウチではやっています。

社長の今の思いではないです。経営計画書なのです。これに基づいた経営をやっています。ただ、従業員の不満はないですし、ここを見て話したりすると、ここに戻れるので楽です。

④コミュニケーション活動は、飲み会などです。無理と言ってしまえば無理なので、もう決めたらいいのです。

必ずするということと、幹事も決める。そうすれば後からついてきます。幹事が勝手にやってくれます。

そろそろ部下とコミュニケーションを取ろうかなとやると、やったりやらなかったりになるのです。だからもう決めておくのです、1ヶ月に1回とか。大事なことは全社で価値観の共有をすることです。

⑤経営品質活動は、先月、某会社で研修をさせてもらったのですけれども、そこの会社は社員が80人ぐらいなのですが、人がバタバタ辞めていくそうなのです。

それで、そこの会社の社長と話をしていたら、いちいち言い返してくるのですよ。しかも、いい話をしてはいるのですけれども、使い方を間違えているのです。

さらに、経営計画書を見たら、意味が分かりませんでした。私が分からないのでは、従業員が分かる訳がないですよね。この経営計画書を使ってますか?って聞いたら、使ってないって言うのですよ。やめた方がいいですよね、紙だけもったいない。

そうならないように、経営品質活動という指針があるから楽です。もうその通りにやれば、それなりにできます。

社員と成長するには

  1. 毎朝の環境整備活動
  2. 従業員教育活動
  3. 経営計画書通りに実践する
  4. コミュニケーション活動
  5. 経営品質活動