シリーズ車検を考える⑧ネット車検集客

インターネット車検集客楽天車検について

インターネット車検集客 日本のインターネット普及率をご存じだろうか? 総務省の調べによると9,610 万人が何らかの形でインターネットに繋がっているとのデータが出ている。さて、読者の皆さまもインターネットで買い物、例えば楽天市場やアマゾンなどで買い物をした経験があるだろう。そこで今回はインターネットを使った車検の集客を考える。

巨大なマーケット規模を誇るインターネット

BtoC のEC 市場規模においては、2011 年の8 兆5,000 億円と比較すると、2012 年は対前年比で112.5%の9 兆5,000 億円に達している(経済産業省:2013 年9 月発表「平成24 年度我が国情報経済社会における基盤整備( 電子商取引に関する市場調査)」より)。㈱野村総合研究所によると、2017 年には、17 兆3,000 億円と予測されている。自動車産業に於いてはどうだろうか。この市場に対して指をくわえていては新しい商圏を掴むことは出来ない。2013 年度の自動車整備工場のメンテナンス市場は2 兆6,748 億円(経営戦略データ2014 抜粋)となっており、整備業界全体になると6 兆円強の規模となっている。

EC市場

個人、法人ともインターネット売買は浸透している

例えば読者の皆さまは中古部品をどこから購入するだろうか? 部品商からですか? 解体工場からだろうか? それともインターネットオークションなどからだろうか? 部品を探す際にも既にインターネットを使っているのが昨今の整備工場である。オークションサイトやECサイトなど多方面で自動車産業にも関わりができつつある。自動車保険に関してもインターネットを介して問い合わせれば安くなるなどというように、様々な企業でインターネット利用サービスなどが展開されている。「インターネットの方が安いから消耗品はインターネットで買っている」と先日お邪魔した整備工場でもインターネットを利用しているぐらいだ。もちろん目の前にモノが無いにも関わらず、クリック一つで商品が届くのだから楽であるのは間違いない。

楽天車検でインターネットから集客を

このほど楽天が新しい形の車検ビジネスとして、インターネットを利用した車検の受付を開始した。楽天についての説明だが、インターネットサイトを知らない人でもプロ野球チーム東北楽天ゴールデンイーグルスなら知っているかもしれない。同社は、楽天市場を始め50 を超えるサービスを展開している。楽天には9,193 万人(2014 年3 月時点)が会員として登録をしており、10 人に7人の割合で楽天と何らかの形で関わっている。昨年の楽天グループの年間国内流通総額は5.1 兆円に及んでいる。自動車産業の規模に追いつく勢いである。
そのインターネット上での抜群の集客力や販売力を持つ楽天が一般ユーザーの車検需要に展開するサービス、それが楽天車検なのである。インターネット上で「車検」というキーワードで検索した場合にトップへ来るように対策をしているなど、集客に対する意気込もさることながら、一般ユーザーの集客がしやすい「ポイント」がつく所がメリットの一つだ。

仕組みとしては至って簡単で、楽天IDで専用ウェブページへ入り、車検の見積もりや車検を行う店舗を検索できる。
現在ではエネオス系のSSを筆頭にアップルやコバック、速太郎など大手車検チェーン加盟店も参加している。

価格の比較はインターネットで調べる!

賢い一般ユーザーはモノを買う時に最近では必ずと言っていいほど、その値段をインターネットで調べる。高い買い物なら、なおさらそうなる傾向がある。では車検とは安い買い物だろうか? 増税などで消費者にとっては決して好景気とは言えない現在の日本経済においては安くはないだろう。だからこそ、何も考えないで適当に買い物をする人は少ないはずだ。車検に関しても同じことが言えるだろう。若いユーザーならば、なおさら比較から入る。その比較する土俵として最近ではインターネットの世界が存在しているのだ。例えば馴染みの整備工場があればそこに行くだろうが、親から譲られた、個人売買で買った、カーショップ専門店から買ったなど、整備や車検に対
する見識の無い状況で車を手に入れたユーザーならインターネットで車検の入庫先を探すのは目に見えている。そんなユーザーを知らない間に取りこぼしている可能性があるというわけだ。

現在1,000 件以上の整備工場、SSが登録

自社だけでインターネットで集客をしようとした場合、莫大な費用と時間がかかる。もちろんホームページを持っていない整備工場ならホームページを作成する所から始めなければならない。しかし楽天車検であれば、その点もカバー出来る。ホームページを持っていなくても楽天車検の登録加盟店になれば、自社のサービスをインターネット上での紹介出来るようになっている。もちろん自社のホームページがあるに越したことはないが、仮になくとも初期コストを大幅にダウンさせることが出来る。

つまり、インターネットに不慣れな整備工場でもすぐに始められるのが利点だ。大手車検チェーンを始め様々な整備工場が楽天車検から集客をし始めて来ている。インターネットからの受付を今のうちに対応しておかなければ、いざやろうとした時には既に乗り遅れてしまっている可能性もある。

インターネットの活用で車検受注を拡大化

現在自社で抱えているユーザー以上にユーザーを確保しなければこれまで以上の発展は見込めないのが、整備工場に限らず世の常である。インターネットからの集客を疎かにしていては、今後の未開拓の車検市場に乗り遅れてしまう。
楽天車検はそんな整備工場のニーズを受け止め、低価格でインターネット上に車検受付の「土俵」を提供させてくれる。土俵に上がらなければ商機を得ることは出来ない。「車検を獲得する窓口を一つ増やす」という意味でこの機会にインターネット上の楽天車検の門を叩いてみてはいかがだろうか。