MSC 経営戦略会議 第116回 研究会 協賛 ㈱バンザイ、あいおいニッセイ同和損害保険㈱

 全国の有力自動車整備工場が集まり、自動車整備業の勝ち残り策を研究、発表するMSC経営戦略会議(山崎 太議長)は、去る2月22日に、第116回研究会を開催した。今回は、メンバーでもある平田自動車工業㈱にて開催され、同社が車両への装着を含めて取扱を始めた、衝突防止補助システム「モービルアイ」の製品紹介や取組事例発表などが行われた。

山崎 太議長挨拶

 何度かお話ししていますが、昨年10月からフィリピンの方を採用しました。まじめな方が来てくれたので、ほっと胸を撫で下ろしています。
 フィリピンでは最低限クルマに携わる仕事を少ししていたということで、クルマを触ったことがない、クルマを全く知らないわけではないので、実際に動き始めると飲み込みが早いという印象です。

 基本的には実習期間が3 年。3 年経ったら一度帰国して、もしまた来たければそこから2年ということになっています。皆さんの所でも、募集はかけても人が来ないというのは同じなのではないかと思いますので、利用してみるのもいいと思います。
 ただし、実習生を派遣する組合自体がたくさんありますので、まずはどの組合にお願いするかを選ぶのが実は一番大変かもしれません。分からないことがあればアドバイスいたします。

事例発表

平田自動車工業株式会社
専務取締役 平田 弘行 氏

事故修理より事故を未然に防ぐ!

 大型車関連の売上高の中で、鈑金修理のうち損保会社さんからの事故車の入庫誘導の売上高が平成27年から平成28年にかけて減少してしまいました。そんな折に、あいおいニッセイ同和損害保険の営業担当の方から、今回紹介する衝突防止補助装置「モービルアイ」の認定工場になりませんか? とお話をいただいのが取り組みのきっかけです。

 認定工場になることでお客さまの囲い込みに繋がる一方、どこかが手を挙げればこの地域での認定工場はそこに決まってしまうとのことでしたので、まずは話を聞いてみようと、今日もお越しいただいているファーストステーションの栗山さんに説明に来ていただきました。
 その説明の中で、今注目されている自動ブレーキに匹敵する性能があり、さらに自動ブレーキについていかに知らなかったかということも思い知らされまして、自動ブレーキではなく衝突軽減ブレーキであるということ、またそれがお客さまに安心を提供できるのであればということで認定工場になることを決めました。

 社長の平田自身も乗っているボルボのクルマで、同種のセーフティシステムが作動して恩恵を受けた体験を持っていますし、私自身もこのモービルアイがメーカーの純正オプションに認められているものであるということも認定工場になる後押しとなりました。
 今までは事故修理というものは事故が発生しなければ、仕事が発生しないわけですが、その前に事故を起こさせない取り組みも重要ではないか、これによって前に出る営業ができるのではないか、基盤売上になるのではないかと考えたのです。(一部抜粋)