第93回 イヤサカ モデル工場見学・研修会

イヤサカバス見学

トータルカーライフサポートで
生涯顧客の創造が出来る工場へ

去る5 月11・12日の2日間、株式会社イヤサカ(大山喜佐男社長)主催のモデル工場見学・研修会が九州地区で開催された。2日で合計5軒のサービスショップを見学すると共に、初日の最後には1日目の見学先でもある株式会社メーカーズの白井剛社長による特別講演も行われた。

開会挨拶

株式会社イヤサカ 代表取締役 大山 喜佐男 氏

ディーラーサービスショップ様と優良専業工場様のご支援、ご協力、そして勤勉なるご参加者様のおかげをもちまして、この度も弊社定例の催し「イヤサカモデル工場見学・研修会」第93回開催できることを深く感謝いたしております。

自動車業界は昨年からの円安基調から円高に流れが変わり利益減少、相次ぐ燃費不正やクレーム隠しによるイメージダウン等により車両販売は前年対比マイナスで推移しており、自動運転車等、魅力ある新型車が発売され盛り上げ活性化が期待されます。しかしながら今後の消費税再増税を踏まえると、サービスの重要性は今後ますます高まると考えます。

これからも環境・エコに対する関心、ニーズは一段と高まっているのも事実です。このような時代を分析して新たな明日を築くために必要なものは何か、そのヒントが得られることを期してこの見学・研修会でディーラーサービスショップ様と優良専業工場様をご案内させていただく機会にいたしました。
今回は五月晴れの地域のディーラーサービスショップ様と優良専業工場様をご案内いたします。

整備・ボディの地域有数の創意工夫をされているディーラーサービスショップ様と優良専業工場様を巡り、厳しい時代背景の中でお客様から支持されるための施策・工夫などを学んでいただきたいと思います。

特別講演

本気の集客は本気のおもてなしから

株式会社メーカーズ 代表取締役 白井 剛 氏

私どもは主に車の販売、整備、レンタカー、それとガソリンスタンドなどを手がけております。スタッフ数は現在、約270 名、店舗が工場と合わせて10 拠点、少し変わった店作りをコンセプトとしていまして、商品を絞り込むことと、お客さまの絞り込みを行っております。

商品としては軽自動車のみを販売しております。お客さまも女性に特化しています。軽自動車のメインのユーザーは女性が多いですし、店舗の設計やデザインも基本は女性の意見を必ず採り入れて作っております。

ケイカフェ自体は2007 年に立ち上げたのですが、ありがちな事務員さんが片手間にお茶を淹れるということでなく、ちゃんとカフェとして女性の方に認知してもらえない限りは来店動機にはならないだろうということで、コーヒーも敢えて1 杯1 杯ハンドドリップで淹れております。

スイーツもお客さまに提供しているのですが、最初はウチも外から購入していたのですが、パティシエを採用しまして、店舗の中にファクトリーを作って製造していました。さらにブランド化したいということで博多区にあるベイサイドプレスという商業施設の中でフレンチレストランを営業しており、そこでこちらのスイーツを製造していまして、そこでで作ったスイーツを各ケイカフェの店舗にデリバリーしています。

メーカーズ しんぐう店

1991年5月創業の、九州最大級の在庫台数1,500台を誇る、軽新車・届出済未使用車専門店「ケイカフェ」、飲食事業「H.C.HARBOR by LE HUITCINQ」、子会社ウェルライフアソシエイツ、すきっぷ倶楽部(介護事業)等、多岐に渡る事業を展開しているのが株式会社メーカーズである。

ケイカフェは福岡県下に7店舗を構え、軽自動車の新車・未使用車を専門に取り扱う専門店とカフェが融合した新しいコンセプトの店舗である。店づくりのコンセプトは、「何を売るのかではなく、誰に売るのかを大事にしている」で、ダイハツスーパーピット店として7年連続№1の実績を持つ。

佐賀ダイハツ販売 武雄総合センター

佐賀ダイハツ販売は、佐賀県下10店舗のネットワークを持つ、ダイハツ正規ディーラー。改修工事で全面的に建て替えを行い、本年1月に武雄総合センターとしてリニューアルし、本格稼動を始めたところである。
総敷地面積は1万4,738㎡、センターは3棟で構成されており、BP工場は、将来的には有機溶剤系塗料から水性塗料を導入予定。
新車整備は軽架装と重架装に分けて作業を実施。部品倉庫は定量在庫と引取システムを新設し、利便性を高め、納期に合わせて計画的な納車整備作業を行うなど、全体的な業務の効率化と顧客満足度の向上を目指している。

九州マツダ 筑紫野店

九州マツダ 筑紫野店は、同社40番目の新車販売拠点として、福岡市近郊の一戸建て住宅の多い住居地域に、マツダが推進する「新世代店舗」として建設され、昨年9月にグランドオープンした。
営業、サービス、保険等の担当分けをせず、全員がカーライフアドバイザーとして店舗スタッフ全員で来店客をサポートする、新しい店舗運営を行っている。
住居地域にあるため、限られた敷地を有効活用するべく、屋上は車両置き場として活用している。屋上に車両を上げるためには当然、エレベーターが必要になってくるが、通常の入口から出て行くタイプでは対応できないため、正面から入って右側から出る方式となっている。

熊本スバル自動車 東店

熊本スバル自動車は昨年4月の熊本地震に見舞われながらも、大動脈である東バイパスに焼く1,100坪の土地を購入し、何と半年後の10月にリニューアルオープンを果たした。
熊本県民の6割が運転免許を有していることから、自動車への依存度は高く、CS・ES向上を目的としたナンバー認証システム、短時間車検を実現させるコンサートシステムを導入している。
しかも、社員の平均年齢が35歳と若いながらも、九州地区スバルグループの重要拠点として活動している。

ネッツトヨタ熊本 ボディーショップ甲佐センター

昨年4月の熊本地震によって、鈑金工場とPDIセンターが被害を受け、復旧工事を余儀なくされた。復旧工事は2期に亘り、非常に厳しい作業環境を乗り越え、本年4月にリニューアルオープンできた。
熊本県屈指のBP工場は、水性塗料に対応するため、ブース3基を一新し、さらにマイティージェットを設置。塗装ブースでのスポット冷房、水性塗料の除湿乾燥、溶剤系塗料の初期乾燥に優れた設備も導入している。
鈑金は小ダメから大ダメまで対応のフレーム修正機を採用し、カートロニック・ビジョンでのボディー寸法測定で完全修復できる。