チャレンジ! 未来の自動車整備士!
10月28日(土)より11月5日(日)までの9日間にわたって一般公開された「ジャパンモビリティショー2023」で、2つの自動車整備職業体験が注目を集めた。
国土交通省と自動車整備人材確保・育成推進協議会が出展した「チャレンジ!未来の自動車整備士!」では、実車を使用した日常点検や整備をはじめ、エンジンの組み立てと分解、大型車両のホイールナットの点検、ボルト・ナット締付などのプログラムを実施、多くの親子が参加した。子どもたちは実車に触れて自動車整備士の仕事を体験するとともに、保護者も説明を聞きながら、子どもとコミュニケーションをとる姿が目立ち、親子で自動車整備士の役割と重要性を理解する貴重な場となった。
今回も「キッザニア」が職業体験の場を提供
一方、子どもの職業・社会体験施設である「キッザニア」が前回に引き続きジョイントし、「Out of KidZania in JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が実施された。自動車メーカー8 社に加え、一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)などが参画する中、SUBARUはレーシングメカニックの体験を、自販連は整備士の仕事体験をそれぞれ提供した。子どもらはライトの点検に加え、タイヤの交換や車両点検について多くの子どもらがチャレンジした。
はじめは慎重だった子どもらは、ハンドツールを持って作業を行うにつれ、少しずつ整備を理解し、作業を完了させると笑顔を見せた。