生き残ることは枠を超えること

柵

隣の芝生は何色だ?

先月先々月と対談を行いましたが、箕輪さんは、「当たり前のことを当たり前に」と話されていたと思います。
この当たり前が中々出来ない会社が実は多いのです。もちろん自動車整備業に限った話ではありません。
飲食店や雑貨、床屋などは流行り廃りというものがはっきりしています。

その中で、当たり前のこと以上をしていかなくてはなりません。定期的にお客さまが来店する見込みがない以上はニーズを引き出す必要性があります。自動車整備業も同じように「待ち」の業種です。いかに自社へ来店していただけるかを考えなくてはなりません。さて、当たり前のこと以上となると何があるでしょうか。分かり易いのが、お客さまや従業員を守っていかなくてはならないことです。例えば、最近話題の「マイナンバー」があります。このマイナンバーをきちんと取り扱っているかというのは、企業にとって今後、とても重要なことになってきます。

個人情報保護法以上の刑罰がマイナンバーにはあり、個人経営店だからこその落とし穴や、やらなくてはならないことがあります。私が原稿を寄稿している本誌の編集部でも「簡単マイナンバー」なる冊子を出しておりますので、そちらも確認いただければと思います。

こういった細かなこと、普段の仕事以上のことをしていかなくては生き残ることは出来ません。生き残った所は、業種は何であれ、強い企業と言えます。「強いものが勝つのではない、勝ったものが強いのだ」、サッカードイツ代表のフランツ・ベッケンバウアー選手の言葉です。強くなくては今後生き残ることは出来ません。サービスの多様化や社内の意思統一などは最早当たり前のことなのです。

コンビニやファミレスの宅配が始まったのは「待ちの営業」を変えていく必要に迫られた背景があります。当たり前に商品を並べるのではなく、見栄えの良い陳列や小回りの効いたサービスなどに人は惹かれます。自動車整備業だからこそ、出来る新しいサービスを見出せた企業こそが5年10年後を生き残ることが出来るはずです。それまで生き残ることが出来ても、それからまた生きていかなくてはいけません。当たり前の枠を超えてみましょう!

三好 高史

㈱ビジネス通信工業 取締役。
企業用の電話、FAX、OA機器の販売、リースまで幅広く扱う。日本全国の自動車業界とはOA機器の導入で幅広い繋がりを持つ。異業種の営業マンでありながら、「自動車業界が好き」というスタイルで様々な会合に参加し、情報交換を各地で行う。年齢44 歳。座右の銘「一期一会」