落とし込み勉強会　株式会社カーベル

様々な新車の買い方を提案する新車市場、格安レンタカー顧客満足度オリコン1位の100円レンタカー、移動火葬車によるペット葬儀サービスであるペットの旅立ちなど、クルマに関する画期的なサービスを提供する㈱カーベル（伊藤一正社長）は、先日の全国大会（２ページ参照）にて発表された12大新メニューを実際の業務に落とし込むための勉強会を全国20会場で合計23回、開催する。去る10月9日にはその1回目が東京で開催され、全国大会後初の勉強会とあって多数の参加者を集めた。

勉強会名物、伊藤タイムなし！
冒頭、来る試合（７ページ参照）の準備に向けて余念のない伊藤一正社長に代わって登壇した小松仁志専務取締役は、「この新メニューを最大限生かすために、2019年しっかりと準備した上で取り組んでいただきたいと思っております。さて、世の中の動きとして考えますと、2019年、車屋さんにとって最大の敵は消費税アップです。8%からいよいよ政府が当面の目標だった10%にアップします。

その影響はどうなのか？5%から8%に上がった時、2014年はどうだったかと言いますと、駆け込み需要があった一方で、先食いした反動が残念ながら来てしまっています。それも数ヶ月ではなく3年は続いたのではないかとグラフを見る
限りでは思います。

政府は『駆け込み需要があるから大丈夫ですよ』と言うかもしれませんが、では我々は消費増税前の駆け込み需要を
確保するためにいつから？何を？どうやって？やっていけばいいのか。

まさに今日のこの勉強会から取り組みを行った会社がまさに勝ち組、勝社となります。もしやらないと、消社になってしまうかもしれませんので、どんどん取り組んでまいりましょう。
実は未使用車店さんは駆け込み需要を見込んで、既に夏前からどんどん登録を進めているという話もございます。で
すから早め早めに取り組んでいく会社が勝社となります」と語り、勉強会はスタートした。

ジャンルごとに新メニューを深堀
挨拶に引き続き、冒頭のパートでは小松専務が店創りの基本（入りやすく・見やすく・分かりやすい）と人気の集客イ
ベント（●●放題・●●あげます・●●限定）について事例を交えて解説。　続くパートでは講師も交代し、100
円レンタカーの新メニュー3 つ、新車市場の新メニュー3 つ、両者共通の新メニュー3 つの深堀が続き、最後はこの
勉強会で発表となったものを含むサポートメニュー5 つが紹介された。
新発表となったサポートメニューは2つで、1 つは前渡金サービス「たてかえ君」、もう1 つは新車延長保証である。
前者は資金繰りを気にせずにリース販売に注力できる業界初のサービスで、後者は新車登録から3 年で終了するメーカー
の一般保証を5 年まで延長できる新車販売に付加できるプランだ。