インターネットではターゲットを絞れば絞るほどお客さんが集まる

整備工場のホームページを見ると「クルマのことは何でもお任せ!」と、整備や鈑金などについて何でも相談してください、とPRしている整備工場が多いのですが、インターネットでは、内容や対象を絞ってPRした方がお客さまが集まります。何でもできますという整備工場より車検整備専門工場、何でも直せる整備工場より軽自動車整備専門工場、スポーツカー専門工場よりGT-R専門工場など、車種や整備内容などで専門店化したホームページの方が、お客さまも多く集まります。

中華料理屋さんよりラーメン専門店。ラーメン専門店より塩ラーメン専門店。塩ラーメン専門店より沖縄の雪塩で作った雪塩ラーメン専門店の方が、美味しそうで集客力が高いのと同じです。「当店は車検も点検も一般修理もエアコン修理も何でもできます。お気軽にお問い合わせください」とホームページに書いてありますが、お客さまは逆に「このお店は自分の悩みを解決できるのだろうか?」と不安になるのです。インターネットでは「何でもできる」ということ先に書いてしまうと、逆に特徴を無くしてしまうのです。インターネット集客では、先にお店の特徴を突き詰めて差別化して集客を図り、その特徴を理解して来店された方に「自動車のことなら何でもできます」と、他のサービスを提供するというように考えるのが正しいのです。

特徴を絞りお客さまを集めて顧客化する

「何でもできます」とお客さまを集めるのではなく「当店は〇〇〇に特化した専門工場です。それが得意です」とお客さまを集め、そのお客さまに良いサービスを提供して顧客になってもらう。このような集客活動を考えてみてください。広く集めようとすると逆に集まりません。

「うちの工場は特徴が無いのです」の嘘

「特徴」というと、何か特別な設備やサービスを導入しなければならないと考えがちですが、そうではありません。「切り口」と考えてみてください。実際にお店を変える必要はなく、ホームページに記載する切り口をどう見せるか? を考えるのが成功の近道です。たとえば、「車検整備の受付に20分の相談時間を作ります」というのも一つの特徴です。高齢化したメカニックも切り口を変えれば「ベテランメカニック」です。このように、設備や価格以外のサービス内容で工場の特徴を作り出してみてください。その特徴を、切り口としてどう見せるか? をホームページ制作会社と一緒に考えることで、お金をかけずに他店と差別化することができるのです。差別化された工場にはお客さまが集まります。そのお客さまを顧客化するようにしてください。「何でもお任せ!」よりお客さまが集まります。

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