新車販売台数

国内の生産及び新車・中古車の販売状況(1月分)

新車の国内4輪車生産状況

2021年1月の国内4輪車生産台数は、表1にあるように合計で68万8,988台(対前年同月比90.4%)と、2ヵ月ぶりに前年を下回った。

また、1月のメーカー別生産台数は、表2にあるように、全社が対前年マイナスとなり、回復は一旦小休止に入ったようだ。

トヨタは中国・北米での販売が好調で、グローバル生産が5ヶ月ぶりに前年プラスになった一方、国内生産は23万9,794台(同93.8%)と逆に5ヵ月ぶりに前年比マイナスとなった。

日産はメキシコ・中国が引っ張り海外生産は2ヵ月連続で前年比プラスとなったものの、国内生産は5万6,169台(同85.3%)と23ヵ月連続で前年比マイナスとなった。

ホンダは中国が引っ張りアジア生産が7ヵ月連続で前年比プラスになったものの、国内生産は4万9,764台(同82.0%)と5ヵ月ぶりに前年比マイナラスとなった。

マツダは乗用車が増加して国内販売は前年比プラスとなったものの、国内生産は7万1,980台(同87.9%)と2ヵ月ぶりに前年比マイナスとなった。

三菱は中国生産が唯一前年比プラスとなったものの、国内生産は3万8,463台(同79.0%)と、10ヵ月連続で前年比マイナスとなった。

スバルはレヴォーグ等が好調で国内販売は前年比プラスとなったものの、国内生産は3万8,025台(同74.6%)と2ヵ月ぶりに前年比マイナスとなった。

ダイハツは軽自動車が好調で国内生産は4ヵ月連続で前年比プラスとなったものの、8万748台(同96.6%)と2ヵ月ぶりに前年比マイナスとなった。

スズキは国内販売の好調ぶりが世界販売を引っ張り共に前年比プラスとなったものの、国内生産は7万7,935台(同98.5%)と、2ヵ月ぶりに前年比マイナスとなった。

続いて1月の輸入車新規登録台数は、表3にあるように2万6,032台(同130.1%)と4か月連続で前年比プラスとなった。

表1:2021年1月の国内4輪車生産台数

車  種当月(A)前年(B)A/B(%)20年累計19年累計対比(%)
普通乗用車360,230414,08887.0%360,230414,08887.0%
小型乗用車101,534128,15279.2%101,534128,15279.2%
軽乗用車128,770116,915110.1%128,770116,915110.1%
小  計590,534659,15589.6%590,534659,15589.6%
普通トラック38,35438,40299.9%38,35438,40299.9%
小型トラック23,22922,694102.4%23,22922,694102.4%
軽トラック31,27832,91295.0%31,27832,91295.0%
小  計92,86194,00898.8%92,86194,00898.8%
バ  ス5,5939,15261.1%5,5939,15261.1%
総 合 計688,988762,31590.4%688,988762,31590.4%

(比率を除き 単位:台)(出典:自工会)

表2:2020年12月,2021年1月の主要8メーカーの国内4輪車生産状況

メーカー12月生産台数(対前年同月比)1月生産台数(対前年同月比)2021年累計台数(対前年比)
ト ヨ タ252,698台(106.3%)239,794台(93.8%)239,794台(93.8%)
日  産57,468台(93.9%)56,169台(85.3%)56,169台(85.3%)
ホ ン ダ61,486台(121.2%)49,764台(82.0%)49,764台(82.0%)
マ ツ ダ78,490台(108.8%)71,980台(87.9%)71,980台(87.9%)
三  菱32,847台(63.1%)38,463台(79.0%)38,463台(79.0%)
ス バ ル58,964台(102.1%)38,025台(74.6%)38,025台(74.6%)
ダイハツ84,110台(107.4%)80,748台(96.6%)80,748台(96.6%)
ス ズ キ92,110台(114.6%)77,935台(98.5%)77,935台(98.5%)

(出典:各メーカー)

表3:2020年12月,2021年1月の輸入車新規登録台数

12月新規登録台数(対前年同月比)1月新規登録台数(対前年同月比)
輸入車総計36,455台(110.9%)26,032台(130.1%)

※すべての数字は乗用車、商用車の合計

※輸入車は日本自動車輸入組合発表により、日本メーカー車含む

国内新車販売状況

1月の国内新車販売状況は、表4にあるように総合計で38万4,430台(同106.8%)と4ヵ月連続で前年を上回った。車種別でも小型乗用車・小型貨物車・バスを除いて前年比プラスとなった。

メーカー別では、7メーカーが前年を上回った。

登録車のブランド通称名別は、上位からヤリスが1万8,516台、ルーミーが1万939台、アルファードが1万11台、ハリアーが9,177台、カローラが7,733台と顔ぶれに入れ替えはあったものの、4ヶ月連続でトップ5がすべてトヨタ車となった。

また同じく軽自動車は上位からN-BOXが1万6,369台、スペーシアが1万2,989台、タントが1万1,792台、ムーヴが8,837台、ルークスが8,626台と、前月と同じ順位となった。

表4:2021年1月の国内新車販売状況

車  種当月(A)前年(B)A/B(%)20年累計19年累計対比(%)
普通乗用車124,002107,051115.8124,002107,051115.8
小型乗用車84,27785,77098.384,27785,77098.3
小  計208,279192,821108.0208,279192,821108.0
普通貨物車10,84310,813100.310,84310,813100.3
小型貨物車17,05417,06899.917,05417,06899.9
小  計27,89727,881100.127,89727,881100.1
バ  ス41676254.641676254.6
登録車合計236,592221,464106.8236,592221,464106.8
軽自動車147,838138,634108.6147,838138,634106.6
総 合 計384,430360,098106.8384,430360,098106.8

(比率を除き 単位:台)(出典:自販連、全軽自協)

国内中古車販売状況

1月の中古車販売状況は、表5にあるように総合計で25万4,883台(同97.7%)と、4か月ぶりに前年マイナスとなった。一方、車種別では小型貨物車(その他)を除いて前年を下回った。

表5:2021年1月の中古車販売状況

車  種当月(A)前年(B)A/B(%)20年累計19年累計対比(%)
普通乗用車126,544129,48797.7126,544129,48797.7
小型乗用車98,119101,16197.098,119101,16197.0
小  計224,663230,64897.4224,663230,64897.4
普通貨物車10,61010,75498.710,61010,75498.7
小型貨物車14,39414,260100.914,39414,260100.9
小  計25,00425,014100.025,00425,014100.0
バ  ス57580471.557580471.5
そ の 他4,6414,367106.34,6414,367106.3
総 合 計254,883260,83397.7254,883260,83397.7

(比率を除き 単位:台)(出典:自販連)

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