リサイクル部品協議会が会員市場規模アンケート調査の結果を発表

 一般社団法人日本自動車リサイクル部品協議会(栗原裕之代表理事)は、同協議会加盟の11団体に加盟しているリサイクル部品販売事業者に対して、リサイクル部品の市場規模調査を毎年4月に行っている。

 去る6月18日には、平成30年の調査結果を発表した。過去3年分と比較して、市場規模はどう変化しているのか、詳しく見ていこう。※グラフはすべて30年

国内市場は74,042百万円 海外市場は20,068百万円

 平成30年の調査結果では、国内リサイクル部品売上は74,042百万円と前年を大きく上回ったのに対し、輸出リサイクル部品売上は20,068百万円と前年割れとなった。

 同調査の平成26年度、27年度、29年との比較である(29年より調査期間がそれまでの年度から暦年に変更となった)。平成26年だけは回答社が183社と少ないため、1社当たりの売上金額で比較してみると、平成30年の国内リサイクル部品売上は前年から約50百万円上回ったのに対し、同じく輸出リサイクル部品売上は3百万円と若干減っていることが分かる。

国内 全体合計 1社当たり 対象 回答
26年 48,099百万円 263百万円 442 183
27年 68,290百万円 285百万円 475 240
29年 63,781百万円 266百万円 473 240
30年 74,042百万円 315百万円 520 235

 

輸出 全体合計 1社当たり
26年 12,741百万円 58百万円
27年 18,724百万円 78百万円
29年 21,104百万円 88百万円
30年 20,068百万円 85百万円

インターネット売上は部品総売上に対して約6%

 回答した業者のほとんどはBtoB、つまり修理工場を相手にリサイクル部品取引を行っているが、近年では一般ユーザーも閲覧することのできるインターネット上での取引(Yahoo等)も展開している業者も多数見受けられる。

 これを受けてか今回の調査から、部品総売上におけるインターネット取引の割合も調査しており、30年は売上金額4,922百万円、総売上に対して約6%を販売している(回答235社の総合計)。

 売上全体からすればまだまだ低い割合であるが、昨今のインターネット利用率を考えれば、これが10%を占める日もそう遠くはないのではないだろうか。

使用済み自動車入庫に伴う数字は軒並み増加

 また、前回の調査から使用済み自動車の入庫台数及び、その処理に対して支払ったリサイクル料金についても調査している。

 使用済み自動車の入庫台数は前年の124万台から120万台に、リサイクル料金は前年の17億4千万円から16億8千万円と、いずれも減少している。