NGP日本自動車リサイクル事業共同組合第8回通常総会

NGP日本自動車リサイクル

NGP日本自動車リサイクル事業協同組合

第8回通常総会・第26回懇親会特集

自動車リサイクル部品流通団体の最大手であるNGP日本自動車リサイクル事業協同組合が次なる25年に向けて始動し、早1年が経過した。
長谷川新体制が2年目を迎えるこの時期に、時を同じくして自動車保険の料率改定が行われ、保険の事故適用後は保険料負担が増すことを受けて、今後ますますリサイクル部品の利用促進が期待され、追い風となっている。
またそれは一方で、今まで以上に部品供給率、良質な部品など、適正な業者としてのあり方が組合員各社には求められることも意味している。
そこで今回の特集では、去る10月29日に開催された協同組合化後、第8回の通常総会ならびに創立後、第26回の懇親会の模様を取り上げ、業界をリードする同組合の最新取組ならびに今後の動向について紹介する。

長谷川利彦理事長挨拶

平成24年度のテーマ
「直往邁進」
強い組合を育てる、総員総力を結集しよう!

我々リサイクル業界も、スクラップ価格の低迷、廃車車両の減少による仕入価格高騰などを伴い、さらに大手解体事業者への廃車集中化の傾向がさらに進むものと思われ、中小解体事業者はますます厳しい状況に立ち向かう覚悟が必要です。

さらには大手運送事業者による大物・重量物の輸送費高騰は、リサイクル部品利用時の価格メリットに大きな影響を及ぼすこととなり、輸送費削減は最重要課題として取り組む必要が求められています。

また、損害保険会社が導入する新自動車保険料率体系は、リサイクル部品利用促進の側面からすれば好ましい要因であるものの、反面、リサイクル部品業界が従来から抱える課題(供給率・価格・品質保証・サービス面など)の改善・解消への対応が求められ、損害保険会社、自動車整備事業者とのパートナーシップのより緊密な関係の構築に向けて、各課題を乗り越える、絶え間ない努力が求められています。

今期、総力を挙げて再展開するNGPエコひろば及びベルマーク運動の取り組みは「クルマ直しの、新しい選択。」、「その手があったか!リサイクル部品!!」を共通キャッチフレーズとして、提携関係先の損害保険会社や自動車整備事業者の皆さまと共にカーユーザーに対して「真のお客さま第一」を提供するプラットフォームとして、ビジネスチャンスを創出する仕組みへの発展が狙いです。

これらの状況を踏まえ、今期テーマ「強い組合を育てる、総員総力を結集する!」を当組合員の勝ち組育成プログラムと位置付け、各課題の達成に向けて、実践的研修支援や諸施策を積極的に展開します。各支部単位にて展開するカイゼン塾、生産フロントマン研修といった、現場主義型研修を実施します。

また、広報宣伝活動は、組合員事業活動に利する効果的なリサイクル部品利用促進に繋がるものを実施いたします。
輸送費削減の取り組みについては、リターナブル構想を含めた効果的戦略投資も検討しつつ、内外と連携し、組合員の物流対策に結び付くよう取り組みます。

以上が基本方針の総論でありますが、各委員会活動計画に示す諸施策も着実に実行してまいります。
NGP組織の成長戦略の方向性を見据える中で、直面する課題、将来の課題等、しっかりと理事会で議論し、NGP協同組合と組合員各社の持続的成長とリサイクル部品業界の価値向上のため、NGP組織戦略を「直往邁進」させてまいる所存です。

これらの諸事業を効果的に推進するためには、関係各位のご支援ご協力はもとより、全組合員各位の一層のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
(総会資料より抜粋)

共同記者会見

恒例となった共同記者会見の冒頭、長谷川理事長は「本年度は売上500億円を何がなんでも達成したいという思いで取り組んでいこうという決意で、組合員の皆さんからご承認をいただき、力を合わせてやってまいります」とコメントした。
以下は質疑応答の抜粋。

―今期は売上で500億円という目標ですが、生産の目標値は? また達成への手応えは?

長谷川理事長 8月に行った戦略会議で1組合員当たり、生産並びに販売10%増という目標を採択いたしました。各組合員の個社目標も、各支部社長会、支部月例会に落とし込んで予算進捗状況を管理することを例年通り行い、きちんと牽引していきたいと思います。
500億円達成に向けては全国TVCMも打ちましたが、支部単位で個別にローカルCMなども強化していただきたいと考えております。追加予算の投入も検討しています。

―NGPエコひろばの登録工場数は、いつまでに何件といった登録目標はありますか?

増田理事 これまでは登録件数が少なく、8月に号令をかけて、10月までに2,000社をやるんだ! ということで取り組んでまいりました。現在、2,212社を数えております。

CMを10月から放映したところ、ホームページへのアクセス件数が、放映前の20日(9/1 ~ 9/20)と放映後の20日(10/1 ~ 10/20)とでは、それぞれ5,407回と16,929回と約3倍に増えました。今後についてはまた話し合いをして決めていきたいと考えております。

―ベルマーク運動が本格スタートから半年、これまでの手応えと今後に向けては?

玉木専務 地域では整備工場さんでベルマークをお集めいただいて、組合員が一緒にご寄付させていただく活動が浸透しております。
エコひろばにご登録されて、ベルマーク運動にも協力するという方が約5割です。その方々についてはベルマークの赤いマークが一覧表に表示され、「当工場はベルマークの協力工場です」というメッセージを掲載するという取り組みも行っております。これによってベルマーク運動も徐々に活性化していくと認識しております。この取り組みは、東日本大震災の被災地支援・復興、子供たちの将来に向けての支援の一助として、引き続き頑張ってまいりたいと思っております。