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鉄スクラップ

鉄スクラップの12月市場は、上旬については、輸出高を受けて国内炉前価格も小幅な上昇が見られた。その後については様子ムードでの展開が続いた。昨年の国内の鉄スクラップの供給面についてみると、建設工事の遅れに伴った解体物の減少、工場発生の低下などから、市中問屋ヤードの入荷は、前年水準を下回る状況が続いてきた。こうした発生の低下と為替相場の円安ドル高の進行が、鉄スクラップ市況を下支えするファクターとなっていた。東京製鉄では、関東鉄源協同組合の輸出落札価格が、前回比で値上がりとなったことを受ける形で東京製鉄は炉前価格を引き上げた。

12月9日から、東京製鉄は、全工場において炉前購入価格をトン当たり500円引き上げた。田原工場は海上・陸上特級5万1000円、名古屋サテライトは陸上特級5万円、岡山工場は海上・陸上特級5万1000円、九州工場は海上・陸上特級5万1000円、宇都宮工場は陸上特級5万1000円、高松鉄鋼センターは陸上特級4万8000円としている。その後、炉前価格は据え置きが続いた。

アジア向けの鉄スクラップ輸出船積みルートについてみると、関東鉄源協同組合の12月8日の輸出テンダーにおいて、落札平均価格はトン当たり5万1020円で前月比782円の値上がりとなった。

海外市場においては、指標となるトルコ向けの輸出市況は、12月中旬にはCFR428ドルまで上昇した後、12月末までに422ドルへと小幅な値下げ。米国のコンポジットプライスは、12月18日に368・33ドルまで上昇した。

日本からの鉄スクラップ輸出船積みについては、11月に49万6000トンで前年同月比1・2%減少と2ヵ月ぶりの減少となった。

粗鋼生産

11月の全国の粗鋼生産は711万1000トンで前年同月比0・9%減少となり、前年同月比では2ヵ月ぶりの減少となった。粗鋼生産を炉別にみると、転炉鋼は509万2000トンで前年同月比1・6%減少となり3ヵ月ぶりの減少、電炉鋼は201万9000トンで同比0・9%増加となり16ヵ月ぶりの増加となっている。

非鉄金属

非鉄金属についてみると、12月の銅地金価格は、月前半については下落局面が続く状況となったが、後半は回復局面となった。12月6日からは3万円上げて127万円とした。その後についてみると、12月8日から2万円下げて125万円、12月14日から2万円下げて123万円とした。後半に入ってからは、12月18日より2万円上げて125万円、12月20日より3万円上げて128万円とした。年明け1月4日からは3万円下げて125万円となった。米国の金融政策、中国経済の動向が、注目されてきている。為替相場の円高ドル安への移行は、マイナス材料とされてきている。

[再生資源市場]

※鉄スクラップ2023年7月2023年8月2023年9月
東京製鉄50,000円(7/12)51,000円(8/23)50,000円(9/2)
関鉄源輸出49,740円(7/11)49,799円(8/9)51,316円(9/12)
※銅
LME銅8,430ドル(7/25)8,358.5ドル(8/25)8107ドル(9/26)
国内銅126万円(7/25)127万円(8/25)126万円(9/26)
※鉄スクラップ2023/10月2023年11月2023年12月
東京製鉄50,000円(9/13)50,500円(11/1)51,000円(12/9)
関鉄源輸出50,236円(10/12)50,238円(11/9)51,020円(12/8)
※銅
LME銅7,900.5ドル(10/27)8,281ドル(11/27)8,439ドル(12/20)
国内銅125万円(10/25)130万円(11/27)128万円(12/20)

[鉄鋼]

2023年11月
粗鋼生産計711万1,000トン(前年比1.7%減 )
転炉鋼509万2,000トン(前年比0.1%増 )
電炉鋼201万9,000トン(前年比6.2%減 )
小形棒鋼63万1,000トン(前年比2.1%減 )
H形棒鋼27万8,000トン(前年比1.7%減 )
11月新設住宅着工戸数6万6,238戸(前年比6.8%減 )
2023年9月
粗鋼世界計1億4,550万トン(前年比3.3%増  )
中 国7,610万トン(前年比0.4%増   )
インド1,170万トン(前年比11.4%増   )
アメリカ660万トン(前年比6.1%増  )
韓 国540万トン(前年比11.9%増  )
ロシア640万トン(前年比12.5%増  )
トルコ300万トン(前年比25.4%増  )

[電炉製品]

東京製鉄(12/18)
異形棒鋼(D13~25)98,000円(前月比 横ばい)
 H形鋼(中幅)127,000~142,000円(前月比 横ばい)

 

 

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