NO IMAGE

2019年6月 資源マーケット情報

鉄スクラップ

 鉄スクラップの6月市場は、下落局面が続く状況となり、国内炉前価格はH2=2万6,000円台に下落、2年ぶりの安値をつけている。

 東京製鉄では、6月1日からは、西日本4工場でトン当たり500円の炉前購入価格の値下げがあり(高松鉄鋼センターはダライ粉類のみ500円下げ)、田原工場は海上・陸上特級とも3万円、岡山工場は海上・陸上特級とも2万9,000円、九州工場は海上・陸上特級とも3万円としている。

 その後、6月11日からは、西日本4工場でトン当たり500円の炉前購入価格の値下げが行われ、田原工場は海上・陸上特級とも2万9,500円(新断類は1,000円下げ)、岡山工場は海上・陸上特級とも2万8,500円、九州工場は海上・陸上特級とも2万9,500円、高松鉄鋼センターは海上・陸上特級とも2万7,500円としている。

 その後も、6月15日、19日、21日、26日、28日と全工場で炉前価格の値下げを続けた。6月末時点の価格をみると、田原工場は海上・陸上特級とも2万6,500円、岡山工場は海上・陸上特級とも2万6,000円、九州工場は海上・陸上特級とも2万6,000円、宇都宮工場は陸上特級2万6,500円、高松鉄鋼センターは海上・陸上特級とも2万4,500円としている。

 アジア向けの鉄スクラップ輸出船積みルートについてみると、関東鉄源協同組合の6月11日の輸出テンダーでは、落札価格は前月比1,630円値下がりの2万8,967円としている。

 鉄スクラップの国際マーケットにおいても、米国スクラップのトルコ向け輸出市況はCFR310ドル台の上昇が見られたが、成約後は下落となり、280ドル台割れとなった。

粗鋼生産

 5月の全国の粗鋼生産は867万5,700トンで前年同月比4.6%減少となり、前年同月比では9ヵ月連続の減少となっている。粗鋼生産を炉別にみると、転炉鋼は658万7,400トンで前年同月比4.4%減少となり3ヵ月ぶりの減少、電炉鋼は208万8,300トンで同比5.3%減少となり3ヵ月連続の減少となっている。

 電炉の主力製品である小形棒鋼の生産は68万6,300トンで前年同月比3.5%減少、H形鋼は31万100トンで同比14.9%減少。東京製鉄は7月の鋼材の販売価格はトン当たり3,000~5,000円の値下げとなっている。

 5月の世界の粗鋼生産は1億6,274万4,000トンで前年同月比5.4%増加となり、中国は8,909万1,000トンで同比10.0%増加、アメリカは765万3,000トンで同比5.4%増加、韓国は637万1,000トンで 同比2.2%増加、トルコは306万3,000トンで同比8.0%減少などとなっている。

非鉄金属

 非鉄金属については、6月の銅地金価格は月始め下落局面となったが、下旬は上昇局面に転じてきた。6月3日からは3万円下げて67万円、6月11日より1万円上げて68万円としたが、6月17日に1万円下げて67万円とした。

 その後については、6月20日には1万円上げて68万円、6月26日に1万円上げて69万円とした。7月入り1日より1万円下げて70万円と大台を回復した。米中の貿易協議の先行きに対する期待感から上昇している。

価格動向

鉄スクラップ2018年8月ピーク2018年12月2019年1月ボトム
東京製鉄38,000円(8/24)31,500円(12/7)31,000円(1/8)
関鉄源輸出34,860円(8/9)29,478円(12/11)28,775円(1/11)
鉄スクラップ2019年3月ピーク2019年5月2019年6月
東京製鉄35,000円(3/6)29,000円(5/9)26,500円(6/28)
関鉄源輸出34,010円(3/12)30,597円(5/10)28,967円(6/11)

 

2018年8月ピーク2018年12月2019年1月ボトム
LME銅6,118ドル(8/28)5,931.5ドル(12/25)5,901ドル(1/25)
国内銅72万円(8/28)70万円(12/26)71万円(1/28)
2019年3月ピーク2019年5月2019年6月
LME銅6,328ドル(3/26)5,920ドル(5/23)6,006ドル(6/26)
国内銅74万円(3/26)70万円(5/23)69万円(6/26)

 

鉄鋼2019年5月
粗鋼生産計867万5,700トン(前年比4.6%減)
転炉鋼658万7,400トン(前年比4.4%減)
電炉鋼208万8,300トン(前年比5.3%減)
小形棒鋼68万6,300トン(前年比3.5%減)
H形棒鋼31万 100トン(前年比14.9%減)
5月新設住宅着工戸数7万2,581戸 (前年比8.7%減)
粗鋼世界計1億6,274万4,000トン(前年比5.4%増)
中 国8,909万1,000トン(前年比10.0%増)
インド919万6,000トン(前年比5.1%増)
韓 国637万1,000トン(前年比2.2%増)
台 湾204万   トン(前年比2.6%減)
ベトナム139万5,000トン(前年比20.7%増)
トルコ306万3,000トン(前年比8.0%減)
アメリカ765万3,000トン(前年比5.4%増)

 

電炉製品東京製鉄(6/17)
異形棒鋼(D13~25)64,000円(前月比 5,000円下げ)
 H形鋼(中巾)85,000~95,000円(前月比 4,000円下げ)
AD
 data-src=有償運送許可研修を毎月開催" width="650" height="178" >

有償運送許可研修を毎月開催

せいび広報社では毎月、事故車故障車等の排除業務に係る有償運送許可の研修会を実施しています。会員限定ではなく、全国どの地域からも、法人・個人事業主でもどなたでもご参加いただけます。研修の受講者は、会社の代表者・経営者に限らず、従業員の方でしたらどなたでも、会社を代表して受講していただくことが可能です。

CTR IMG