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感動夢工場 第39回研究会

お客さまの要望にマッチした様々なメニューを用意し、納得いただけるメンテナンスを通じてお客さまに感動を与える整備工場を目指す感動夢工場(髙間専逸会長)は、去る10月17日に、第39回研究会を栃木県にて開催した。
日本総合研究所の佐藤和彦氏を講師に招いての講演に続き、今回のホスト役となった地元の会員企業である㈲深沢自動車工業の深沢正樹社長が自社の現状と取り組み内容について発表した。

髙間専逸会長挨拶

私は北海道から来ていますが、先日の地震では、かつてない震度7ということでかなり揺れました。また、北海道は元々台風が来ない、来てもあまり雨が多くないところにあれだけの台風が来て雨が降る。

そういった意味では今まで通りの災害対策ではもうダメなのかなとも思います。起こったことにしっかりと対処することと、それが起こった時にどうするのかを予め決めておくことがこれからは重要だと思っております。
一方、私たちの業界でも、トヨタ自動車が系列によって扱う車種がすべて違っていたのを、一本化するという話も出ております。一説によりますと、エーミングが車検項目に入ってくるのではないか? という話も出ているようであります。バンザイさんと共に感動夢工場の中でも色々な情報交換、そして勉強しながらこれから先の色々な課題に対応できればと思っております。

 

オートアフターマーケットの将来推計2040年の姿

1,306市区郡別の将来予測から得られる勝ち残り戦略

佐藤和彦 氏
(一財)日本総合研究所 主席研究員

今日のテーマは2040年の姿、具体的には2040年に向けてオートアフターマーケットがどのように変わるのだろうか? という問題意識から1,306の市区郡の予測値を全部計算しました。そこで分かったことの1つは、2015年時点で整備工場空白地が5箇所あることです。認証・指定合わせてです。指定工場空白地は10箇所あります。こうした実態は、需給バランスがとても重要だということを示唆しています。指定工場がたくさんある地域では指定工場と認証工場で入庫台数にあまり差がありません。一方、指定工場が少ない地域は指定工場に圧倒的に入庫が集まっています。

ですから皆さま方のこれからのご商売では、自社商圏がどうなっていくのかを正しく見ておくことが必要になります。

大変革期ですので常識を疑うことも必要です。1指定工場当たりの保有台数の将来予測で、北海道の夕張市と札幌市白石区を比較してみました。夕張市は誰でもご存知の行政も破綻したりですとか大変な過疎地域だと思います。
しかし、実は指定工場が1箇所しかないので、白石区で商売されている方々よりは圧倒的に有利なのです。
人口が減るからといって、自分の商圏はダメだということでは決してなくて、競合がどういう状態になっているのかについても、より正確に知ることが大事なのです。 (一部抜粋)

 

 

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