「TRASAS for AUTO」 発売 KTC

自動車整備に特化した測定、記録、管理を行うIT技術を活用したシステム

自動車専用工具の製造販売を主に国内のハンドツールシェアトップを誇る作業工具メーカー京都機械工具株式会社(宇城邦英社長、KTC)は、 自動車整備に特化したトレーサビリティシステム「TRASAS(トレサス) for AUTO」を発売する。これに先駆けて、去る6月20日から22日まで、東京ビッグサイトにて開催された第30回設計・製造ソリューション展にてお披露目を行った。

開発・発売の経緯
車の点検・整備や工場のインフラ整備など多様な業界で安全を支えるメンテナンスの重要性が求められている。さらに作業従事者の多様化や働き方改革実現のため、 車両の点検・整備における「作業の効率化」も求められている。

「TRASASfor AUTO」は、 トルク管理を含む「次世代トレーサビリティシステム」で、 自動車整備工場の点検・記録業務における工場全体の「安全」「快適」「能率・効率」を向上させる、「TRASAS」シリーズを自動車整備に特化させたラインナップとなっている。

「TRASAS for AUTO」とは?
この製品は、ハードウェアである測定具+作業支援デバイス+システムソフトウェアからなり、 測定具で測定したデータを無線でシステムソフトウェアへ転送。 ボルトを締め付ける力「トルク値」、「タイヤの溝」(今回参考出品)や「ブレーキパッドの残量」(同)など、 これまで「点検時に測定した値を手書きで記録簿に記入し、 その後パソコンで入力」していた作業を自動化し、「データの信頼性」を向上させるとともに、「作業の効率化」を図れる。さらに、 こうしたデータを顧客管理に活用することで、「顧客の満足度向上」や「再来店」につなげるなど、 自動車アフターマーケットにさらなる「安全」「作業品質」の向上が実現できる。

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