フロントマンという仕事について

車検の呼び込み

電話やFAXなどで問い合わせを掛けているケースが多いリサイクルパーツ。そんな自動車整備工場からの問い合わせに対して販売している自動車リサイクル業の担当者、通称フロントマンの経験がある筆者は6年ぶりに部品販売に携わるチャンスに恵まれたので、久しぶりに販売して感じたこと、変わったことなどをまとめようと思う。

フロントマンという仕事とは

部品販売をするフロントマンはいかに部品を販売するか、と考えている方も多いと思う。確かに販売することが最終的な目標であって、目的は部品を勧め、お客さまである整備工場の役に立つことである。回答することで整備工場に選択肢を与え、その結果をエンドユーザーに提案するのが整備工場である。そんな整備工場に対して、いかにフロントマンは部品の特徴や形状を分かりやすく伝えていくかが問われる仕事である。

フロントマンの日常は受注に対してシステム等を使い、自社、他社の在庫を紹介していく。以前、今後無くなる仕事としてテレホンアドバイザーが掲載されていたが、このフロントマンに関して言えば、専門性の高い知識を有することから、無くなる仕事には該当しないのではと感じるところである。

その専門的な知識とは商品知識と車両それぞれに対してのマイナーチェンジなどの情報そして、固有のトラブルに対する対処法などの知識だ。これらの知識を使って、お客さまの要望に応えているのである。
お客さまの要望とは値段なのか、商品力なのか、納期なのか様々である。良いフロントマンとはこういった要望をいち早く察知することで、お客さまから選ばれるのだろう。

部品の値段

さて、久しぶりに販売を行って気づいたのが、部品の値段である。以前は恐る恐る販売していた高額なリアゲート(新品以上の価格帯のもの)などを普通にお客さまが買うのである。一昔前と違って、付属品も部品の値段に含まれるという見解が当たり前になってきているのだと感じた。そしてリビルト品の価格競争もひと段落したと思ったが、更に値段が下がったと感じた。その反面、使い易くなった部分も何点かあるようだ。特にウェブを活用した部品番号検索や在庫確認などは上手に使えば時間短縮にも繋がり、お互いに良い関係が築ける。

こういった販売側も日々努力を重ね進化しているのだと、久しぶりの販売に感動も覚えたのである。中古部品の利用頻度は会社によって異なるだろう。是非、当社をご利用下さい、とは言わないが、以前よりも使い易くなったので(品質的にも納期的にも)もっと多くのリサイクルパーツを活用して頂ければと切に願う。