2026年6月・上半期 乗用車ランキング|ヤリス首位維持、カローラは58年ぶり3位

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総括:ヤリスが22カ月連続の首位、ライズが1年ぶりに2位浮上

一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2026年6月の乗用車ブランド通称名別新車販売ランキングによると、ヤリス(トヨタ)が12,607台(前年比105.6%)で2024年9月から22カ月連続の1位を維持した。2026年3月にはヤリス・ヤリスクロスの一部改良が実施されており、モデルサイクル後半でも安定した支持を集めている。

2位にはライズ(トヨタ)が12,208台(同108.8%)で入り、2025年6月以来1年ぶりの2位となった。2026年4月から3カ月連続でベスト3入りしており、勢いが続いている。3位はシエンタ(トヨタ)で11,730台(同139.9%)、2026年3月以来3カ月ぶりの3位だった。

2026年6月 乗用車ブランド通称名別ランキング トップ10

順位車名ブランド当月台数前年比本年累計
1ヤリストヨタ12,607台105.6%72,236台
2ライズトヨタ12,208台108.8%61,946台
3シエンタトヨタ11,730台139.9%62,805台
4カローラトヨタ11,399台103.4%62,778台
5ルーミートヨタ10,291台108.7%52,342台
6ランドクルーザートヨタ8,778台218.1%31,146台
7アルファードトヨタ8,519台123.5%43,819台
8フリードホンダ7,294台103.7%48,303台
9ヴェゼルホンダ7,279台151.4%37,133台
10RAV4トヨタ6,990台280.0%29,222台

※ブランド通称名は国産メーカーの同一車名を合算したもので、海外生産車を含む。ランドクルーザーはタイ生産の「ランドクルーザーFJ」を含めた合算値。

1万台超えは5車種、ランクアップはランドクルーザー・ヴェゼルが急上昇

6月に1万台を超えたのはヤリス、ライズ、シエンタ、カローラ、ルーミーの5車種だった。前月(5月)からのランクアップとしては、ライズ(3位⇒2位)、シエンタ(4位⇒3位)に加え、ランドクルーザー(18位⇒6位)、ヴェゼル(19位⇒9位)、RAV4(11位⇒10位)と3車種が大きく順位を上げた。

ランドクルーザーは前年比218.1%、RAV4は同280.0%と、上位10車種の中でも突出した伸びを示している。ヴェゼルも同151.4%と大きく増加しており、SUV系モデルの動きが目立つ月となった。

ブランド別の内訳では、ベスト10のうちトヨタが8車種(前月比▲1車種)、ホンダが2車種(同+1車種)となった。また、ベスト10のうち8車種がHV(ハイブリッド)設定車で、HV未設定はルーミーとランドクルーザーの2車種のみだった。

2026年上半期(1〜6月)ランキング:カローラが58年ぶりの3位

上半期累計(1〜6月)のランキングでは、ヤリスが72,236台で2025年上半期から2年連続の1位。2021〜2023年上半期は3年連続で1位を獲得しており、通算でも上半期の常連となっている。ヤリスクロスの上半期累計は38,284台(うちGRヤリスは3,099台)だった。

2位はシエンタ(62,805台)で、上半期としては初めての2位。2023〜2025年上半期は3年連続で3位につけており、着実に順位を上げてきた。

3位はカローラ(62,778台)。統計開始(1968年)以来58年ぶりの3位で、上半期での3位獲得は2回目となる(昨年は2位)。カローラクロスの上半期累計は31,438台。

昨年からランクアップした車種は6車種。シエンタ(3位⇒2位)、ライズ(5位⇒4位)、ルーミー(6位⇒5位)、ヴォクシー(12位⇒7位)、ノア(11位⇒9位)、ヴェゼル(14位⇒10位)で、いずれもモデルサイクル中盤〜後半のモデルが底堅い動きを見せている。ベスト10の内訳はトヨタ8車種(増減なし)、ホンダ2車種(前年比+1車種)だった。

順位車名ブランド本年累計(1〜6月)前年同期比
1ヤリストヨタ72,236台83.1%
2シエンタトヨタ62,805台110.4%
3カローラトヨタ62,778台83.7%
4ライズトヨタ61,946台128.3%
5ルーミートヨタ52,342台116.6%
6フリードホンダ48,303台98.4%
7ヴォクシートヨタ46,813台118.3%
8アルファードトヨタ43,819台98.0%
9ノアトヨタ42,488台104.4%
10ヴェゼルホンダ37,133台116.8%

整備業界が注目すべきポイント

①ランドクルーザー・RAV4の急伸に要注意
前年比200%超えの伸びを見せた2車種は、いずれもSUVでHV・PHVグレードを含む。入庫予測や部品在庫の見直しを進めておきたい。

②HV設定車がベスト10の8割を占有
ルーミー・ランドクルーザー以外の8車種がHV設定車という状況は、点検・整備現場でのHV対応がすでに標準業務化していることを裏付けている。

③上半期はモデルサイクル中盤の車種が上位定着
シエンタ・カローラなど発売から数年が経過したモデルが上位に定着していることから、改良・一部改良のタイミングでの技術情報収集が引き続き重要になる。

出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)広報部統計課「乗用車ブランド通称名別順位」2026年6月分/2026年上半期分(2026年7月6日発表)

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