新車検業態の台頭

2017年7月5日

自動車整備業の接客対応術50

最近のユーザーは、自分の希望に合うような内容、価格、日時、地域などを検討して車検を選択するようになっております。この「多様化するユーザーと整備工場を取り次ぐ業態が出現しています。従来の「取次ぎ業」との違いは、地域を包むような形で車検工場網を構築し、各工場の検査整備スケジュールを直接コントロールするところにあります。

受付センターでは、ユーザーの希望に即した日時と地域に該当する工場を選び、車検工場には、週単位程度の作業指示書がオンラインで送られてきます。作業指示書には作業に必要なデータが添付され、事前の作業準備に活かされます。

ユーザーは予約日時に指定された整備工場に持ち込み、車検整備を受け清算して引き上げます。予約のための端末をガソリンスタンドなどに設置するところも現れるでしょう。

次に、検査ラインを多く持った検査能力充実型のロードサイド型車検工場が登場するでしょう。ユーザーにとって望ましいのは希望する日時に迅速に検査が受けられることです。

これに一整備工場で応えようとすると、検査ラインを充実し処理能力を高めることが必要となりますので「グループ化」が有効な手段となるでしょう。また、大きな検査能力を持つことによって固定ユーザーだけでなく、予約なしの飛び込みユーザーも獲得できるようになりますので、「今すぐ車検可、支払いはクレジットでも可能」などと書いた看板が見られるようになるでしょう。

また、営業手段としてはショッピングセンターやパチンコ屋など、車をたくさん集めることのできる業種とのタイアップも広がります。例えばパチンコ屋で、【車検をご希望の方は、景品引き換えコーナーにお申し付け下さい。プレイをお楽しみの間に完了します。お支払いは現金もしくはクレジットで、、、」などのアナウンスや案内が見られるようになるかもわかりません。

そこでもし整備が必要となった場合や、電話で状況を説明する場面なども見られるようになるでしょう。

集客店側は、手数料収入だけでなくお客様の滞留時間が一定の間確保されることによる売り上げ増加が見込まれ共生関係が生まれます。これら以外にも、ニューサービスや規制緩和策を活用して新たな業態開発が今後どんどん進むことは想像に難くありません。

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