スバル フォレスターが「ファイブスター大賞2025」を受賞! 整備士が注目すべき安全技術の最新動向

国土交通省とナスバ(NASVA)が毎年実施する「自動車アセスメント(JNCAP)」2025年度版で、スバル フォレスターが最高賞「ファイブスター大賞」を受賞しました。整備の現場でも問われる「どのクルマが最も安全か」という問いへの公式回答です。

🏆 2025年度 ファイブスター大賞

スバル フォレスター(2025年度)

★★★★★

総合評価
184.62
/193.8点 年度最高
予防安全性能
99%
Aランク 85.40/85.8点
衝突安全性能
91%
Aランク 91.22/100点
緊急通報装置
100%
先進型 8/8点(満点)

受賞の決め手:サイクリスト対応エアバッグとは?

フォレスターが高得点を獲得した最大の要因は、「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ」の採用です。衝突時にボンネット外側へ膨らみ、歩行者や自転車乗りの頭部へのダメージを大幅に低減する装置で、歩行者頭部保護試験において2025年度の最高得点を記録しました。

  • ボンネット外側に展開するフード型エアバッグ(国内最上位クラスの保護性能)
  • 自転車乗りとの衝突シナリオにも対応した最新世代の設計
  • 歩行者頭部試験・下肢試験ともに2025年度トップスコアを記録
  • 事故自動緊急通報装置は「先進型」認定(8項目すべて満点)

2025年度 ファイブスター賞 受賞車ランキング

順位 車種 総合得点 予防安全 衝突安全
🥇 大賞 スバル フォレスター 184.62点 Aランク Aランク
2位 ホンダ ACCORD 182.01点 Aランク Bランク
3位 MINI COUNTRYMAN 179.00点 Bランク Aランク
4位 VW ティグアン 166.66点 Aランク Bランク
出典:国土交通省「自動車安全性能2025 ファイブスター大賞発表」(令和8年5月28日)

整備士・整備工場が押さえるべきポイント

JNCAPの評価結果は、整備現場にも直結します。高度な安全装備を搭載した車両が増えるほど、以下のような知識・スキルの重要性が高まります。

🛡️
フード型エアバッグの点検・交換
外装展開型エアバッグは通常のカーテンエアバッグと構造が異なります。誤作動防止のためのバッテリー遮断手順など、スバル純正の整備手順書を必ず確認してください。
📷
ADAS・EyeSightカメラのキャリブレーション
予防安全システムのカメラ・レーダーはバンパー脱着後やフロントガラス交換後に必ずキャリブレーションが必要です。スバル車はステレオカメラの位置精度が厳しく、手順を省略すると機能不全のリスクがあります。
📡
ACN(事故自動緊急通報)搭載車の取り扱い
D-Call Net対応の先進型ACN搭載車は、バッテリー接続時に通報システムが作動する場合があります。修理・整備時の誤通報リスクを把握しておくことが重要です。

ファイブスター賞・大賞とは?(よくある質問)

Q. ファイブスター賞とファイブスター大賞の違いは何ですか?

ファイブスター賞は「予防安全・衝突安全ともに最高ランク+ACN搭載」という条件を満たした車種に与えられます。ファイブスター大賞はそのなかで年間最高得点を獲得した1車種のみが受賞する最高位の賞です。

Q. 自動車アセスメント(JNCAP)とは何ですか?

国土交通省が主管し、ナスバ(独立行政法人自動車事故対策機構)が試験・評価を実施する制度です。消費者が安全な車を選ぶ参考となるとともに、メーカーに対してより安全な製品開発を促すことを目的としています。毎年数車種が評価対象となります。

Q. 2025年度の評価は何車種が対象でしたか?

2025年度はスバル フォレスター、ホンダ ACCORD、MINI COUNTRYMAN、フォルクスワーゲン ティグアンなど複数車種が評価を受け、いずれもファイブスター賞を獲得しました。

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