整備と板金の2拠点体制でカーライフを
ばっちりサポート
今回おじゃましたのは、ららポート横浜のほど近くに工場を構える㈲トーニチユニオンサービス(菅原 玲雄奈社長)。昨年で創業から50年を迎え、半世紀に亘って地域のカーライフを支えてきた。
冒頭でも触れた、ららポート渋滞が一時は起きていたほどの交通の要所でもある土地柄、入庫台数には恵まれている。そうした熱いユーザーニーズに応えるべく、整備工場と板金工場の2頭立てで臨んでいる。
中でも板金工場の実力は折り紙付きで、各保険会社の指定工場になっているのはもちろん、今何かと話題のテスラモータースの認定工場にもなっているなど、実は知る人ぞ知る工場なのである。
輸入車の入庫が増えている整備部門
単価・売上の面ではありがたいのだが
今回お話を伺ったのは整備部門を統括する荻野 満サービスフロントマネージャー。大手ディーラーでの職歴を経て、同社に入社して10年ほどになるという。実は、整備に携わりたいという強い思いを伴っての移籍だったそうだ。
「整備士を9年務めたのですが、その後、ディーラーではよくあることだと思いますが営業部門に異動となりまして3年活動しました。ここで一旦区切りとなり、私としては再び整備を担当したかったのですが、それなりに指名客も付いてきたことを受けて引き続き営業スタッフとして期待しているというのが会社の方針だったので、『このまま会社に残っていたのでは整備担当にはなれない、それでも整備をやりたいのなら・・・』ということで会社を出る決意を固めたのです」と、当時の強い思いを語る荻野マネージャー。整備士資格は自身が勝ち取った資格である以上、それを活かしたいと思うのは当然と言えるだろう。幸運にも縁があって、トーニチユニオンサービスに入社したというわけである。
現在は直接、整備に携わっているわけではないが、フロントマネージャーとして整備部門を統括しており、結果的に多かれ少なかれディーラーでの営業職経験も業務に活かされているのではないだろうか。
このところ整備部門では輸入車の入庫が増えているそうで、単価・売上の面ではありがたい傾向である。反面、これは社会的な問題でもあるが、整備士不足に陥っており、本来の能力からすると半分の台数しかこなせていないというのが目下の課題となっている。
サポートの厚さから10年以上に亘り
MOTORJIMを活用
そうは言いつつも2部門を合わせれば相当の台数をこなす同社では、顧客・車両の管理に長年、ベースシステムのMOTORJIMを活用している。「私が入社した時には既に導入されていましたから10年以上になります。困った時は、サポート担当の方がすぐに対応してくれるので安心して使っています」と、同社にとってはなくてはならない存在となっているようだ。
会 社 名: 有限会社トーニチユニオンサービス
所 在 地: 神奈川県横浜市都筑区池辺町4532
電 話: 045-933-0610
F A X: 045-933-0624
営業時間: 9:00~18:00
休 日: 日曜日及び祝祭日、夏季、年末年始
U R L: http://tohnichi-union.com