ネット集客

今まで、中古車販売店は販売台数の増加を追い求め、整備工場は車検入庫数を競い合ってきました。大手やフランチャイズがシェアを伸ばし、より多くの車販台数や車検入庫を獲得した会社が強者として君臨してきましたが、これからは「地域密着」が重要です。整備工場は、規模や車検台数を追い求めるのではなく、地域顧客をさらに大切にする施策を行うことが重要です。

顧客の数をいかに増やすか

これからは、毎月の車検台数を目標にするのではなく「顧客数」も目標にすると、今までとは違う世界が見えてきます。これからの整備工場は、顧客をいかに満足させてその総数を増やすか、つまり「顧客の困った」をいかに満足に解決できるかが、顧客満足度を高めることにつながります。

ではどうやって高めるか? 一番分かりやすいのが、整備工場もクルマを売ることです。信頼できる自動車整備工場が仕入れたクルマや、ベテランメカニックが目利きしたクルマなら、顧客も安心して購入することができます。整備工場も、「顧客の困った」を解決するため、整備工場という信頼の軸を中心に、車両販売では自動車保険も提案する、今まで億劫で後手に回っていたこれらサービスを積極的に取り入れて「自動車のことなら全て◯◯自動車の△△さんに任せている」というお客さまを1人ずつ増やす。

そして、その1人の顧客に次のお客さまを1人ご紹介頂き、そのお客さまを顧客に育てる。これらの顧客を増やすサイクルを地道に続けていれば、お客さまの数はすぐに倍になります。一見すると面倒で手間のかかるサービスを提供し続けることで、気づいた時には、あなたの周りには多くのお客さまが居る…という環境を作り上げることができるのです。

整備工場も整備以外のカーライフもサポートできるようにするべきです。これからは「サザエさん」でいうところの三河屋のような会社が好まれる時代になります。サザエさんの三河屋は、顧客の御用聞きに徹底することで地域で安定したビジネスを行っています。高度成長期からバブル時代には目も向けられなかった御用聞きモデルが、これからの時代には有効なのです。

インターネットがあなたの会社を救う!

繰り返しになりますが、整備工場もクルマを売ることです。中古車販売店に整備工場を併設させるのではありません。整備工場がクルマも売っている、というシチュエーションが強いのです。整備工場がクルマを売るのに役に立つのがインターネットです。インターネットを上手に活用することで、大きなコストを掛けずに販売情報を提供することができます。ホームページを制作してお店の情報を正しく伝え、ブログやFacebookを活用してあなたのお店の情報を拡散します。

たったこれだけで、あなたの会社もお客さまに選ばれる会社になるのです。ぜひ今年はインターネットを活用する施策を考えてみてくださいね!

関谷 秋彦

中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社。代表取締役兼WEB ディレクター。元ディーラーフロントマン。中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社を経営し、顧客は全国に数十社。中古車販売店や整備工場のホームページ制作を行う傍ら、顧客フォローや集客のアドバイスを行っている。

中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社
有限会社 デジタル・コンバージェンス
中古車店や整備工場へ「成果の出るホームページ」を制作
しているインターネット販売のプロフェッショナル。

ホームページのご相談は ▶ http://digitalconvergence.jp

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