自動車車販売台数2015

国内の生産及び新車・中古車の販売状況2015年3月

●新車の国内4 輪自動車生産台数

3 月の国内4 輪車生産台数は、合計で87 万8,488 台(対前年同月比93.5%)と、9 カ月連続で前年を下回った。
車種別では乗用車が普通車で42 万7,346台(同100.9%)、小型四輪車で14 万99 台(同76.4%)、軽四輪車で17 万2,791 台(同87.0%)。
トラックは普通車で5 万4,999 台(同104.7%)、小型四輪車で3 万2,481 台(同105.3%)、軽四輪車で3 万8,422 台(同96.5%)。バスは大型で1,051 台(同123.4%)、小型は1 万1,299 台(同109.3%)だった。

2014 年度(’14 年4 月〜’15 年3 月) の累計は合計で959 万644 台( 対前年度比96.8%)と5 年振りに前年度を下回った。このうち乗用車は808 万7,895 台(同95.8%)、トラックは136 万4,229 台(同102.3%)、バスは13 万8,520 台(同102.5%)だった。

’14 年度の累計をメーカー別に見ると、12 社中5社が前年度を上回った。
うち富士は5 年連続で前年度を越え、過去最高を記録。日野も5 年連続で前年度を上回っている。

国産自動車メーカーの国内4 輪自動車生産状況

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一方の海外生産は、乗用車8 メーカー中トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、富士重工業(スバル)、スズキの6 社が前年度を越えた。うちマツダを除く5 社が過去最高を記録。富士とスズキは世界生産でも過去最高を更新した。
続いて、3 月の輸入車新規登録台数は4 万5,230台(対前年同月92.4%)で2 カ月振りに前年を下回った。また、’14 年度の累計は32 万4,087 台(対前年度比89.5%)で前年度を割り込んだ。

2015 年2 月度、3 月度輸入車新規登録台数

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※すべての数字は乗用車、商用車の合計
※輸入車は日本自動車輸入組合発表により、 日本メーカー車を含む

●国内新車販売台数

3 月の国内新車販売状況は、総合計で69万5,403 台(対前年同月88.8%)と3 カ月連続で前年を下回った。車種別ではバスを除く全てで割り込んでいる。

登録車のブランド通称名別では、上位からアクアが3 万414 台、プリウスが1 万8,605台、フィットが1 万7,047 台、ノートが1 万3,966 台、ヴェゼルが1 万640 台と、低燃費車が上位を占めている。また、軽自動車では上位からN BOX が3 万633 台、タントが2万6,299 台、デイズが2 万3,551 台、ムーヴが1 万9,583 台、N-WGN が1 万7,536 台だった。
なお、’14 年度の国内新車販売台数は総合計で529 万6,993 台(対前年度比93.1%)と2 期振りに前年度を下回った。

2015 年3 月の国内新車販売台数

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●国内中古車販売台数

3 月の中古車販売台数は、合計で48 万7,248 台(対前年同月92.3%)と6 カ月連続で前年比マイナス。車種別では普通貨物、バス、その他を除く全項目で下回った。また、’14 年度の国内中古車販売台数は総合計で367 万2,206 台(対前年度比93.1%)と2 期連続で前年度を下回った。

2015 年3 月の中古車販売台数

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出展:自販連

●今後の国内生産及び国内中古車販売予測

日本自動車工業会の発表によると、’15 年度の国内新車販売台数は、’14 年度より5.8%少ない499 万1,900 台と予測してる。
当面は、軽自動車税増税の反動による買い控えが影響する。また、消費税が10% に引き上げられる2017 年4 月に向けて駆け込み需要が発生し、その後は反動が懸念される。

ライター 山口 清憲

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