キャバクラなどの営業スタイルについて

隣の芝生は何色だ

男性社会ではコミュニケーションや接待などで使われる社交飲食店(スナック、キャバクラ)の営業スタイルについて、今回はご紹介させていただきます。

心のメンテナンスが必要

自動車整備工場は整備や車検、鈑金といったサービスが商材になります。形は違えども、自動車を直すといった作業がメインの商材になります。
社交飲食店の商材は「女性」だと言われています。人が商材であるが故に、心のメンテナンスが必要です。自動車と違って、心のメンテナンスには時間と労力が掛かります。もちろん、ただの上下関係のコミュニケーションではなく、メンテナンスですので、様々な方法で行います。モノではなくヒトが商材という点で、メンテナンスの重要性が伺えます。

お客さまを飽きさせない工夫を 自動車販売店では、定期的な在庫の入れ替えやリニューアルがあります。
回転率の高い店であれば、仕入れが困難になる場合があります。その点で言えば社交飲食店もバリエーション豊富で、色々なタイプの女性を用意する必要があります。これがお客さまを飽きさせない工夫の一つと言えます。お客さまには様々な方がいらっしゃいますので、様々な層のスタッフor 女性を用意することは自社を強くする大きな要因と言えます。
もちろん定期的な人材の入れ替えも必要になる場合もあります。この点は自動車整備工場にもお客さまを飽きさせないために必要な処置と言えます。
自社商材のバリエーションを増やし、再来店、リピーターになっていただけるような仕組みが求められます。

営業メールはマニュアル化されている

全ての男性にとっては悲しいお知らせかも知れませんが、営業メールはマニュアル化されています。読者諸兄も営業メールを見て、「また店に行ってみようかな」と思ったことは無いでしょうか。いつ、どんな内容、メールの頻度といったことが、事細かにマニュアル化され決められています。これにより、リピーターを創客しているのです。男性はやはり女性からメールが来ると嬉しいものです。

人に比べて自動車のメンテナンスは容易です。また、人材を育てるより在庫を増やすことは難しくありません。小さなところからでも変化させていくことが成長の秘訣と言えます。営業メールに心当たりのある方は、入庫したお客さまに来店を促す連絡をしてみてはいかがでしょうか?

三好 高史

㈱ビジネス通信工業 取締役。
企業用の電話、FAX、OA機器の販売、リースまで幅広dく扱う。日本全国の自動車業界とはOA機器の導入で幅広い繋がりを持つ。異業種の営業マンでありながら、「自動車業界が好き」というスタイルで様々な会合に参加し、情報交換を各地で行う。年齢44 歳。座右の銘「一期一会」

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