RUMアライアンスが2021年7月例会を開催 jaeraの奥野孝樹事務局長が特別講話のゲストとして登壇

特定非営利活動法人RUMアライアンス(以下、RUM)は、去る7月21日に同アライアンスの7月例会をリモート開催した。

議題の中心は、2年目に入った公益財団法人 自動車リサイクル高度化財団(以下 J-FAR)の採択事業と、一般社団法人 日本自動車リサイクル機構(以下 jaera)事務局長である奥野孝樹氏の講話が主となった。

議題 J-FAR採択事業の取組状況について

J-FARの採択事業である、自動車リサイクルの周知活動について、事務局より報告があった。
それによれば、現時点で自動車リサイクルの見学受入協力各社の見学者合計人数は2000人(バーチャル見学受入含む)を超えており、今年度の目標である来訪者6,000名に向けて引き続き努力していきたいと報告がなされた。

また7月28日には見学受入協力各社のスキルアップを図る研修会がオンラインで行われた。第一回目ということもあり、参加各社は自社で使用している見学マニュアルや対応方法を共有し、それぞれ独自の取り組みや課題点などを話し合った。
RUMでは今後も同研修会を開催していくと共に、協力各社のノウハウをまとめた工場見学マニュアルを作成し、より多くの会社が工場見学を開催しやすい環境作りをしていきたいとしている。

ゲスト講話

「自動車リサイクルの高度化等に資する調査・研究・実証等に係る助成事業」について
jaera事務局長の奥野孝樹氏による講話が行われた。jaeraではRUMと同様にJ-FAR採択事業に取り組んでおり、その現状が話された。話の中で触れた調査結果などは、参加者にも覚えがある事例なども多く、全国の同業他社がどのような状況にあるかを熱心に聞いていた。
また、他社、他団体との連携構築についてなど、今後RUMが採択事業を進めていく上での重要な内容にも触れ、好評の中講話は終了した。

次回8月例会の開催予定は2021年8月18日(水)

広告