インバウンド市場への影響について

 りそな総合研究所は、インバウンド市場への影響額の試算を発表した。国内市場では緊急事態宣言が解除され徐々にだが回復基調に向かっているが、海外からの観光客が主になるインバウンド市場では長期的な影響が予想される。同社が3月に発表した影響の試算では、全国で9813億円としており、2月から6月にかけて減少し、そのピークは3月というものであった。今回新たに発表した試算では、全国で2兆3642億円規模の影響があるとしている。影響が長期間におよぶとし、2月から8月に拡大している要因もあるが、2月から6月に絞っても前回試算よりも1.7倍増の影響があるとしている。

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