働く主婦目線から自動車整備業どう見える

隣の芝生は何色だ? 特別編

主婦の働く場を創る(株)マミーゴーに
自動車業界の現状を聞く

荻野久美子 × 三好高史

隣の芝生名物ともなった対談シリーズも既に4 回目を迎えることとなった。今回は主婦の働く場を創る㈱マミーゴーの荻野久美子代表と対談する運びとなった。
実は㈱マミーゴーは安心クルマ生活を後援する組織であり、IT マミー部として活動したことでも記憶に新しい(本誌2016 年11 月号参照)。マミーゴーに所属する女性は主婦で固められ、しかもIT に強いことが特徴である。インターネットを活用したプロモーションやクラウドソーシングなどが仕事の中心である。社員数は7 名であるが、登録している主婦の数は300 名を超える。今回もメディアを通したプロモーションを行っていたが、その枠を超えたセミナーなどを開催し多くのイベントなどにも参加するなど、クルマの点検について啓蒙を行っていく。

三好 本日はよろしく願いします。早速ですが、今回の安心クルマ生活総合セミナーではどういった成果が得られましたか? また、セミナー参加者の募集などは、どのようにされたのですか?

荻野 SNS で声を掛け多くの主婦の方々が参加されました。セミナーではリアルな声が上がり、中でも日常点検の大切さが分かったという声が多く出ました。アンケートもそうなのですが、セミナーで体験したことを自身のSNS(フェイスブック等)で発信し、情報の拡散をされたと聞いています。もちろん、自宅で旦那様にも共有されたとのことです。

三好 それは目覚しい成果ですね。確かに一般の方はクルマの運転は分かっていても日常点検までは全て出来ているわけではありませんから、非常に良い傾向だと思います。

荻野 本来、運転免許を取得する際に点検については学ぶと思いますが、運転に集中してしまって皆さん忘れてしまうことが多いと思います。やはり事故を減らすためにも日常点検があるという重要性に気づけたと思います。

三好 確かにブレーキランプなどが切れていないかどうかの点検は教習所で習いますね。

荻野 参加者の方もそうですが、多くの方が自動車の点検に対して分かろうとしていないと感じました。特に女性であれば難しいと感じてしまうのだと思います。皆様も今回のセミナー等をきっかけに興味を持ち始めました。

三好 男性の私であっても毎日点検するわけではありませんから(※編集部注 ぜひやってください)、女性ならより顕著でしょうね。ところで、活動の中でコラボもされていると伺いましたが?

荻野 はい。ガソリンスタンドの出光リテール販売株式会社 東京カンパニー 青山中央SS の方に、安心クルマ生活総合研究所の活動に共感して頂きました。本活動のステッカーを貼っている車を見かけたら、日常点検を丁寧に教えて頂くことになりました。特に、SS の方などは身近な存在ですので、良かったと思います。

三好 ところで、自動車整備工場についてどんなイメージをお持ちですか?

荻野 クルマを整備するという素晴らしい仕事をされていると思います。ですが、入りにくさなどは否めないと思います。

三好 荻野さんはどちらにクルマを入庫されていますか?

荻野 ディーラーに出しています。ですが、安心クルマ生活の活動に参加出来たことで街の整備工場さんに対してイメージが変わりました。ですので、技術や対応面で良い工場さんに任せられればと思います。そしてそのことを多くの人に伝えたいと感じました。

三好 なるほど、知らなかったからこそ、任せていたのが、知ったからこそ、自分で選ぶという選択になったのですね。

荻野 そうなります。セミナーに参加された方も自身で点検を行う大切さを知ったことで、より選択肢が増えたと思います。

三好 話は変わりますが、安心クルマ生活の活動として今後はどのようなことをお考えですか?

荻野 よりクルマの点検に対して知っていただけるように発信出来ればと考えています。具体的には福祉会館や3世帯家族が来場するようなイベントなどに参加していき、例えば踏み間違えなどの注意喚起などが出来ればと考えております。

三好 なるほど、点検はもちろん運転に対しても働きかけをしていくのは素晴らしいですね。本日はありがとうございました。

安心クルマ生活の活動はマミーゴーの中でも注力している事業の1つとしており、運営スタッフも知識そして意識の向上も目を見張るものがある。
安心クルマ生活の活動は国土交通省や日整連が関わっているが、末端の整備工場も多くの媒体を通じてローカルに活動していくことが点検整備の啓蒙にそして自社顧客の満足度向上に貢献するだろう。

株式会社マミーゴー
東京都港区六本木7-3-2
ラポール乃木坂103 号
http://mammy-go.jp/

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