高値がついたクルマ、売る?売らない?

平均車齢、使用年数共に伸ばすことに貢献!

先日、愛車を5回目の車検に通してきた。つまるところ、初度登録から11年が経過したのである。もちろんすんなりこの結論に至ったわけではない。何しろ、車検と言えば、クルマの買い替えを検討するきっかけのNO,1と言っても過言ではないからだ。なぜか?クルマに乗り続ける限りは必ずやってくるものだからである。極端な話、他の接点は無視しても、この車検というタイミングだけは外すまいと待ち構えている業者がいても不思議ではない。
加えて、今回の車検の相手?は、中学からの大親友の勤めるディーラー、それも当の本人が営業担当であるからなおのこと性質が悪い。争点となったのは、良くも悪くも使用年数が10年を超えたということである。ただでさえこのところ技術革新の目覚しい自動車業界なだけに、10年前のクルマからは相当進化しているはずであり、その進化の度合いを体感するには10年というのはちょうど良い年月かもしれないということで、相当に悩んだ。
10年越しの新技術に触れてみたい!という気持ちの裏側で、10年も乗ってきて愛着もある、そこにあるのが当たり前のクルマを手放すのか?という葛藤もあったのである。またそれを後押しする要因もあった。
愛車の名は?
このまま車種を伏せたまま進行するのは無理があるので、ここらで発表するが、我が愛車はホンダのエディックスである。前にも3人、後ろにも3人乗れて、しかも後部座席はベンチシートでなく、すべての座席が独立しているという、一風変わったクルマである。
残念ながら2009年に生産中止となってしまったのだが、逆にそのことが生産中止後の状況に影響を及ぼしていると言っても過言ではなく、これが今回の車検を通す後押しの要因に繋がっている。
数年前にホンダの乗用車市販開始50年を記念して、50年間に販売された名車ランキングなるものが開かれた。50年ともなれば、それこそ星の数ほど(大げさ?)の車種が発売されたわけで、もちろん投票する人の年齢にもよるとは思うが、こういう場合、販売開始当初のクルマか、逆に思いっきり最近の人気車種が上位にランクインするものだとばかり思っていたところ、何とエディックスは3位に入るという快挙を成し遂げたのである。現役ユーザーとして、これほど誇らしく思ったことはなかった瞬間である。
これが影響してなのかどうか分からないが、実は今、中古車市場でエディックスの価値が再評価されているらしく、参考までにということで折りに触れて下取り査定してもらったところ、少し前ながら最高で45万円の高値が付いた。
これはこれでまあ扱いに困る。買い換える気満々なら、高いうちに売って乗り換えろとなるし、下取り金額という形で価値が評価されたのだから、そんな価値あるクルマを手放すなんてもったいないという両面の捉え方ができるからである。
まあ、ごちゃごちゃ言っていても、先述の通り、今回は引き続き乗るという選択をしたわけで、後者の扱いをしたというわけだ。ところで、本当のところなぜこの結果を選択したのか、それは・・・愛着が尽きなかったということにしておいていただきたい。

広告