グラフで見る 日本の乗用車台数

自動車の保有台数はどれくらい?

一番身近な乗用車の保有台数をチェック。新車販売台数などはよくニュースで流れるが、実際に日本の国内で乗用車はどれくらいあるのだろうか。

早速グラフをチェックしてみよう

自動車保有台数

乗用車の保有台数は2015年12月末で合計60,987,883台であり、保有台数は年々増えている。車種別で見ると普通車は17,935,861台と横ばいで推移しているが、小型四輪車は21,547,823台と減少傾向、代わりに軽自動車が21,504,199台と増加している。軽自動車は低燃費や維持費の安さから注目を集め、デザインの面でも車内空間が大幅に拡大するなど、小型乗用車のユーザーにとっても魅力的なラインナップが増えたことによってダウンサイジングが進んだ結果、反比例する形のグラフになっている。

今後はどうなるか

2015年には保有台数が頭打ちになるのではということもあったが、またまた増加している。首都圏などではカーシェアサービスの増加や格安レンタカー事業者の増加もあり、クルマは個人の所有物から共有物へと変化していっている。2016年末の保有台数が減少に転じるのか注目される。

また車種別でみると軽自動車は、増税する前の駆け込み需要もあり、販売台数はここ数年伸びていたが、増税後の反動減と2016年4月に発覚した燃費不正問題もあり、2016年の軽自動車販売台数は大幅に下回ることが予想される。

さらに高速道路の速度引き上げが行われれば、走りに余裕のある車が選ばれるようになるかもしれない。近年大ヒットしている車種のトヨタシエンタなどは小型四輪車であり、低燃費と広い車内空間を確保し、さらに車体価格も軽自動車に近くファミリー層に好評だ。

軽自動車の魅力はなんといっても維持費が安いというのが一番だろうが、先進技術を採用した軽自動車は150万円を超える価格になっており、軽自動車の魅力というものを見直さないと販売台数の回復は遅くなってしまうかもしれない。

出典(自検協)

自動車業界の数字を把握するのに最適 書籍経営戦略データ2016

経営戦略データの魅力は?

自動車業界は様々な統計・数値データが発表されています。自動車の販売台数や生産台数などはテレビニュースなどでも発表されることがあるので、把握している方も多いと思いますが、他にもたくさんのデータがあります。

そのたくさんの数値の中から、自動車業界で働く上で知っておいて損の無いデータ、知っていなければいけない必須の数字を厳選し、わかりやすく掲載しているのが、「経営戦略データ2016」です。

わざわざ色々なデータブックやホームページを開かなくても、この1冊が手元にあれば業界の数字を把握できるように編集されおり、数字が苦手な人にもわかりやすいようにグラフを多用し、直感的に把握が出来るようになっています。

2016年最新版のご注文はこちらから

AD
 data-src=有償運送許可研修を毎月開催" width="650" height="178" >

有償運送許可研修を毎月開催

せいび広報社では毎月、事故車故障車等の排除業務に係る有償運送許可の研修会を実施しています。会員限定ではなく、全国どの地域からも、法人・個人事業主でもどなたでもご参加いただけます。研修の受講者は、会社の代表者・経営者に限らず、従業員の方でしたらどなたでも、会社を代表して受講していただくことが可能です。

CTR IMG